仕事の一区切りや、季節の変わり目に、ふと「片付けようかな」と思うことってありますよね。
スッキリさせたい気持ちの裏には、少しの寂しさや“終わり”の気配がある。
そんな時に思い出してほしいのが、この「家庭菜園の片付け」の話です。
僕が北海道の冬支度で感じたことから、片付けで心を整えるヒントが見えてきました。
季節の話題としても使える、ひとつ仕込んでおきたい雑談ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
“片付け”とは終わらせることではなく、「未来に向けて整えること」だ、ということ。
物を手放すときも、仕事を締めくくるときも、
「終わった」ではなく「次が始まる準備中」と思えたら、心がぐっと軽くなります。
冬支度のように、人生にも整える季節がある。
次に“片付け”をする時は、この話をそっと思い出してみてください。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今回は、北海道で雪虫が舞いはじめたこの時期に行った「家庭菜園の片付け」から感じた、
“終わり”と“始まり”の関係についてのお話です。
冬の風物詩
雪虫が飛びはじめると、北海道の人たちは思うんです。
「ああ、そろそろ冬が来るな」って。
外を歩けば、あの白い小さな虫たちが服にくっついてくる。
うっとうしいけど、なんだか季節の知らせみたいで嫌いになれません。
そんなある日、うちでも「冬支度だね」と妻と一緒に家庭菜園の片付けを始めました。
枯れたトマトを抜き、宿根草の丈を整えて縛り、畑をきれいに整える。
これが、我が家の“秋の儀式”みたいなもので。
不思議なもので、何年もやってると、言葉がいらなくなるんですよ。
餅つきの合いの手みたいに、阿吽の呼吸で作業が進んでいく。
そしてスッキリ片付いた畑を見て、二人でニッコリ。
あぁ、今年も一区切りついたな、って思う瞬間です。
次の始まりの準備
でも片付けながら、ふと考えたんです。
「これって、“終わり”の作業なんだろうか?」って。
確かに、収穫も終わって、もう何も育っていない。
でも、畑ってこのあと“寝る”んですよね。
雪の下で、ゆっくりと呼吸しながら、春の準備を始めている。
もしかして、「片付けること」って、“終わらせること”じゃないのかも。
“次の始まりに向けて整えること”なんじゃないかと。
”整える”冬期間
そう思うと、人の生活も同じだなと感じました。
例えば仕事でも、机の上を片付けると、次の日の朝がスムーズに始まりますよね。
人間関係だって、いらない感情を整理できたら、新しい関係が入ってくる。
部屋も心も、余白ができて初めて“始まり”が訪れる。
つまり、「片付ける」とは“終わり”じゃなく、“再生の準備”。
畑の土が冬の間に凍結と解凍を繰り返すことで、ふかふかになるように、
僕たちの心も、ちゃんと整える時間が必要なんだと思います。
片付けの再定義
思いました。
「片付けとは、“未来のための整え”なんだ」って。
多くの人は、“終わること=失うこと”だと思いがちです。
でも本当は、“整えること=始まること”なんですよね。
終わりを怖がるよりも、
「次の始まりの準備をしてるんだ」と思えたら、
人生のどんな季節も、ちょっとあたたかく見える気がします。
”終わり”を利用できていますか?
あなたはどうですか?
最近、「終わり」と聞くと、どんな気持ちになりますか?
寂しいとか、もったいないとか、そんな風に感じることも多いですよね。
でも、もしかしたらその“終わり”は、
次の季節のために、静かに土を耕している時間なのかもしれません。
【話ネタに使えるポイント】
- 「家庭菜園の片付けをしてたら、“終わり”じゃなく“始まり”なんだなって思って」
と話すと、哲学的で印象に残ります。 - 「片付けって、“手放す”じゃなくて、“整える”作業ですよね」と続けると、
相手が「たしかに!」と共感しやすいです。
キーワードは
“整える”と“循環”。
自然のサイクルを話題にすることで、季節を感じながらちょっと深い会話ができる雑談ネタになります。
\関連記事もどうぞ/
👉 “比べない力”を取り戻すヒント
【代表戦やスポーツ観戦の話で使える】“にわかファン”を誇れる3つのヒント
【片付けで心を整える3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば“片付け”を“終わりの作業”で終わらせずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 「手放す」より「整える」と考える
片付けを“捨てる作業”と考えると、少し寂しくなります。
でも、“整える時間”と考えると、気持ちが前を向きます。
物も心も、「残す」「置く」を選ぶことから、新しい季節が始まるんです。 - 「空白」はチャンスだと思う
部屋でも、仕事でも、何かを終えたあとにできた“空白”を恐れない。
空白は、次に入ってくるものの“居場所”なんです。
余白をつくることで、新しいアイデアや出会いが入りやすくなります。 - “循環”の視点を持つ
自然のように、私たちの暮らしも巡っています。
終わったことを“閉じる”のではなく、“回す”と思うだけで、気持ちがラクになる。
「整える→休む→始める」というサイクルを意識するだけで、毎日が少し軽くなります。
あなたが最近感じた“終わり”の時間。
それって、少し見方を変えるだけで、
“始まり”の準備期間に変わるかもしれません。
【記事まとめ】
- 片付けることは「終わらせる」ことではなく、「整える」こと
- “終わり”は“始まり”の準備期間でもある
- 自然も人も、「循環」の中で生きている
- 整えることで、新しい豊かさが育まれる
【最後に】
冬が来るたび、僕たちは何かを“終わらせる”ようで、
実はちゃんと“次に向けて整えている”んですよね。
雪虫が舞い、畑が眠るその時間に、
僕らの暮らしも心も、静かに再生の準備をしている。
……なんて言いながら、
雪虫を払い落とすたびに「うわ、顔についた!」って叫んでるんですけどね(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【関連記事リンク】
👉 “比べない力”を取り戻すヒント
【代表戦やスポーツ観戦の話で使える】“にわかファン”を誇れる3つのヒント
👉 “立場”にとらわれないヒント
【”立場の変化話”で使える】“立場に縛られる自分”から抜け出す3つのヒント
👉 “他人と違う幸せ”を認めるヒント
「みんな同じ」に隠された、見えないバリア|通学リュックが語る、“無自覚な特権”の話


コメント