“まっすぐ”をやめたらラクになる|斜めの電柱に学ぶ「バランスの知恵」

雑学の話ネタ

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、外出先でふと気づいた「電柱、けっこう傾いてない?」という話から、
“見えているのに見えていないもの”について考えてみたいと思います。

【結論(この記事でわかること)】

「ちゃんとしなきゃ」と力みすぎていませんか?
人も道具も、“まっすぐ”だけが正解とは限りません。

この記事では、

・電柱が「意図的に斜め」に建てられている理由
・“少し傾ける”ことでバランスが取れるという設計の工夫
・完璧を目指すより、力を逃す方が安定することもある

…を通して、
“がんばりすぎないバランス感覚”を育てるヒントをお届けします。

【話ネタ本文】

傾く電柱の謎

先日、会社から外に出たときのことです。
信号待ちをしながら、ふと道の端を見たら、電柱が……傾いてました。
それも、一本じゃない。あっちも、こっちも。

「え、こんなに曲がってたっけ?」と驚いて、思わず見回してしまいました。
しかもその傾き方が、電線の方向とか関係ない。

電線が南北に走ってるのに、電柱は東に傾いてる……みたいな謎のズレ。
まるで「こっちが正解ですけど何か?」という顔で立ってるのが、ちょっと面白い。

支障はないけど…

あれって……いいんでしょうか?(笑)
「たぶん支障ないからそのままなんだろうな」と思いつつも、
一度気にし始めると、もう気になって仕方がない。

でも周囲を見ると、歩道の仕上げとかも、
「傾いたままでOK」って前提で整備されてたりするんですよね。

で、調べてみたら、ちゃんと理由がありました。

実は、電柱は基本的に垂直に建てるのが原則なんだそうです。
でも、現実には「ちょっと斜め」が当たり前になってる理由が、これまた深い。

たとえば──

  • 電線に引っ張られる力(テンション)を見越して
     → あらかじめ逆方向に少し傾けて建てている
  • 地盤がゆるくて、まっすぐ立てても、徐々にズレる
  • 周囲の建物や障害物にぶつからないように
     → あえて傾けて設置している

さらに言えば、電柱が傾いていても安全上問題がなければ、
すぐには直さないことも多いそうです。

つまり──
電柱は「斜めになってる」のではなく、**計算のうえで斜めに“している”**こともあるんですね。

“少し傾けることで、バランスを保つ”

まっすぐが正解、って思い込んでるけど、
時には少し傾いてるほうが、長く安定するってこともある。

職場でもそうです。
「ちゃんとやってる人」ほど、完璧主義を手放して、
うまく力を逃がす方向を選んでいたりします。

逆に「まっすぐでいよう」と無理してる人ほど、
ちょっとしたトラブルでポキッと折れてしまったりして。

──“傾いてる”って、弱さじゃなくて、知恵なのかもしれません。

“正しい姿勢”って何ですか?

電柱を見て、僕はちょっと反省しました。

「ちゃんとしなきゃ」「まっすぐでいなきゃ」と思い込んでたけど、
それって本当に“正しい姿勢”なんだろうか。

あなたは、どうですか?

「傾いてるあの人」を見て、「ダメなやつだな」と決めつけていませんか?

もしかしたらその人は──
目に見えない力に耐えるために、あえてバランスを取ってるのかもしれない

【話ネタに使えるポイント】

  • 「電柱って、意外と傾いてますよね?」から自然に話題をスタート
  • 雑学として「逆向きに傾けて建ててる」話が入っているので、知的な印象に
  • 「まっすぐが正解とは限らない」など、仕事や人間関係の話にも展開できる

キーワードは、
傾きは知恵”と、“見えているのに、見えていないもの”

日常の「なんでこれ、こうなってるの?」という素朴な違和感から、
深い話にスッと入っていける万能ネタです。

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【“がんばりすぎないバランス感覚”を育てる3つのヒント】

「じゃあ、どうすれば“ちゃんとしなきゃ”と思わずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。

  1. “まっすぐ”を目指さない自分を許す
    「ちゃんとやらなきゃ」と思いすぎると、気づかないうちに疲れてしまう。
    “ちょっと曲がってるくらいでいい”と思えると、気持ちも軽くなります。
  2. うまく力を逃がせる“ゆるさ”を持つ
    いつも全力でまっすぐだと、折れやすい。
    少し傾いて支えることも、強さのひとつです。
  3. 「自分なりの安定」を探してみる
    電柱と同じで、人もそれぞれ違う地盤に立っています。
    周りと比べず、自分に合ったバランスを見つけましょう。

あなたが最近「もっとちゃんとしなきゃ」と感じたこと。
それって、ほんの少しだけ傾いてみることで、もう少しラクになるかもしれません。

【記事まとめ】

  • 電柱が斜めなのは、地盤や電線の張力などを見越した合理的な設計
  • 斜めは「ズレ」ではなく「戦略」の場合がある
  • 人間関係でも「まっすぐであること」が必ずしも正しいとは限らない
  • “少し傾いてるくらいが、ちょうどいい”という価値観もアリ

【最後に】

真面目すぎて、まっすぐになりすぎて──
結果的にしんどくなってる人って、けっこう多い気がします。

電柱は、傾いてるくらいがちょうどいい。
……僕らも、そうかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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