※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今回は、久しぶりに実家に帰ったときの、父とのやりとりから考えた、
「親子関係って、大人になっても更新しないよなぁ」というお話です。
【結論(この記事でわかること)】
「なんだか、父が小さくなった気がする──」
実家に帰るたびに、そう感じるようになった僕は、変わっていく父の姿に戸惑い、
ずっと“昔のままの父”を求めていたことに気づきました。
この記事では、
・“強かった父”の記憶と、今の姿のギャップ
・自分がまだ“子供のままでいたい”と願っている心理
・親子関係は「そのまま」ではなく、「更新されていくもの」という視点
・親の変化を受け入れることで、自分自身も成長できる理由
…を通して、
親が老いてきたときに向き合うヒントをお届けします。
【話ネタ本文】
“強い父”のイメージとのズレ
実家に帰ると、毎回、同じことを思うんです。
「……あれ?父さん、こんなに小さかったっけ?」って。
別に、会うたびに縮んでるわけじゃないと思うんですけど、
なんか、記憶の中の父と、目の前の父が、ズレてるんですよね。
僕が覚えてる“父親”って、
- 大きくて
- 腕毛が濃くて
- ビールが好きで
- テレビを見ながらゲラゲラ笑ってて
- 怒るとちょっと怖くて。
そんな“強い父”のイメージが、僕の中には、ずっとあるんです。
ずっと“子供”のままで
でも、今目の前にいる父は──
歩くのもゆっくりになってきたし、
薬の影響か、あんなに毛むくじゃらだった足が、すっかりツルツルになってて。
……ちょっと、ショックでした。
なのに僕は、優しく声をかけたり、手を貸したりしない。
どこかで「父は強いままでいてほしい」って思ってるし、
自分も、まだ“子供のままでいたい”って願ってるんだと思います。
これって、僕だけなんでしょうか?
わかっていても“関係”を維持してしまう
ドラマとかだと、
「子供が成長して、今度は親を支える」みたいな展開になるじゃないですか。
でも僕は、ああいう関係になれないんですよね。
いや、頭ではわかってるんです。
年金暮らしの親に、ごはん代を出させるのもおかしいって。
でも、それを変えちゃうと、
“子供としての自分”まで、終わってしまう気がして、怖いんです。
“関係を更新”できないのは甘えかも
思ったんですよ。
「僕は、“親子関係”じゃなくて、“記憶”にしがみついてるんだな」って。
父はもう、老いている。
それは事実なのに、僕の中ではずっと“あの頃の父”のまま。
本当は、親子って、ちゃんと“関係を更新”していくものなのかもしれません。
親が弱っていく中で、
子が“強くなっていく関係”に、少しずつ変わっていく。
でも僕は、それを拒んでる。
なんでかって?
きっと、どこかでまだ、親に甘えたいと願っているんだと思います。
“今の関係”を築けていますか?
あなたはどうですか?
親とちゃんと“今の関係”を築けてますか?
それとも僕みたいに、昔のままの親子でいたいって思ってますか?
きっとどちらも間違いではないけれど、
いつか、その“更新”をしなきゃいけない日が来るんだと思います。
でも、できることなら──
もう少しだけ、「強い父」と、「子供の僕」でいさせてほしいなと思ったんです。
【話ネタに使えるポイント】
- 「実家帰るたびに、父が小さくなってる気がするんですよ〜」と話せば、共感されやすい
- 「子供の頃の親のイメージって、強烈ですよね」と昔話に展開できる
- 「親子関係って、アップデートしないですよね?」とちょっと深い話にも転換可能
キーワードは、
“関係の更新”と、“記憶にしがみつく感情”。
ほっこりしつつ、ちょっと考えさせられる雑談ネタです。
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【親が老いてきたときに向き合う3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば“親の変化”を素直に受け止められるのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 「昔のまま」を前提にしない
久しぶりに会う親に対して、「いつもの姿」を無意識に期待してしまう。
でも、その前提をゆるめるだけで、気持ちは少しラクになります。 - “強さ”の役割を引き継ぐ意識をもつ
親が弱くなったように見えるのは、自分が“強くなった証拠”かもしれない。
子が、かつての親のような役割を少しずつ担っていく。
それは「成長」でもあります。 - “記憶”ではなく“今”の関係を大切にする
あの頃の親はもういない。
でも、今の親とつくれる関係は、これからまだ続いていく。
“思い出”にしがみつくより、“今の時間”を味わう方が、後悔は少なくなります。
あなたが最近、ちょっと戸惑った親の姿。
それってもしかすると、親子関係を「今」にアップデートするサインかもしれません。
【記事まとめ】
- 大人になっても、親子関係は「昔のまま」にしておきたくなる
- 親が老いても、それを認めたくない感情がある
- 自分が「子供であること」に甘えている部分もある
- でも、親子関係は本来「更新」されていくものなのかもしれない
【最後に】
僕らは、大人になったつもりでも、
「子供の頃の記憶」に、けっこう引っぱられて生きてます。
だから、目の前の父が変わっていても、
心の中では、“昔のままの父”でいてほしい、と思ってる。
……まぁ、毛がツルツルになった足を見たときは、
ちょっとだけ、泣きそうになりましたけどね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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