住宅街を歩いていて、
やけに“ちゃんとして見える”コンクリートの塀に目が止まることってありませんか。
シンプルなのに重厚で、無機質なのに、なぜか品がある。
よく見ると、そこには丸いポチポチとした跡が、きれいに並んでいます。
「これ、デザインなのかな?」
そう思っていたその違和感が、実は“仕事の姿勢”そのものだった──
そんな時に思い出してほしいのが、今日の“丸い跡”の話です。
僕自身、建築の現場で見てきた小さな痕跡から、
隠すより、整えて見せた方が信頼されるためのヒントが見えてきました。
仕事の話としても、人との関わり方の話としても使える、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
欠点を消すことよりも、どう向き合ったかの方が評価される、ということです。
コンクリートの壁でも、仕事の成果でも、人間関係でも。
完璧に隠そうとすると、かえって違和感が残る。
それよりも、「ここはこういう理由で残っている」と
胸を張って見せられる状態に整える。
それができる人の仕事は、不思議と“ちゃんとして”見えるんだと思います。
次に、自分のミスや未完成な部分を前にしたとき、
この“丸い跡”の話を、そっと思い出してみてください。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible
でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
先日、住宅街をぶらぶら歩いていたときのことです。
やけにビシッとしたコンクリートの塀が目に入ってきまして。
重厚で、無機質なのに、どこか品がある。
で、近づいてよく見ると──
必ずと言っていいほど、丸いポチポチが並んでるんですよね。
「ああ、これ、オシャレな模様なんだろうな」
…って、思ってる人、多いんじゃないでしょうか。
実はあれ、デザインじゃないんです。
コンクリートの壁にある、あの「丸」
コンクリートの外壁や塀って、
シンプルなのに、なぜか“ちゃんとしてる感”がありますよね。
直線がピシッと揃ってて、模様も規則正しい。
その中に混じっている、丸い跡、丸い点、丸い穴。
あれ、実は「ピーコン」っていう金物の跡なんです。
なんで、わざわざ残してるんだろう?
普通に考えたら、「補修して消せばいいじゃん」って思いません?
だって、完成した壁に穴の跡が残ってるって、一見すると“未完成”にも見える。
なのに、わざわざ揃えて、わざわざ見える形で残している。
これ、ちょっと不思議じゃないですか?
ピーコンは、壁を守った“命綱”
コンクリートって、めちゃくちゃ重いんです。
比重でいうと、水の約2.3倍。
その重たいコンクリートを、ベニヤ板で作った型枠の中に流し込む。
当然、内側からはものすごい側圧がかかります。
そのままだと、型枠は膨らむし、歪むし、最悪、壊れる。
それを防ぐために、左右のパネルを貫通して締める金物。
それがピーコン。
つまり、あの丸は、壁がキレイに立ち上がるために、必要不可欠だった跡なんです。
「隠す」より「整えて見せる」という選択
もちろん、補修して消すこともできます。
でも、どれだけ上手く隠しても、
人間の目って、なぜか“違和感”を見つけ出すんですよね。
それならいっそ、中途半端に隠すよりも──
「最初から、キレイに見せよう」
そう考えた。
丸の位置を揃えて、間隔を整えて、全体のバランスとして成立させる。
あの壁にある丸は、妥協の跡じゃなくて、覚悟の跡なんです。
あなたは、何を隠そうとしてますか?
これって、仕事でも、人間関係でも、
ちょっと似てるなと思うんです。
・ミス
・弱さ
・未完成な部分
つい、「見せないようにしよう」、「なかったことにしよう」って、隠したくなる。
でも、きちんと整えたうえで見せた方が、むしろ美しく見えるものもある。
あなたが今、必死に隠している“丸い跡”。
それ、本当に消す必要、ありますか?
【話ネタに使えるポイント】
- 「コンクリートの壁にある丸って、デザインじゃないらしいですよ」と切り出せる
- 「ピーコンって、壁を守るための金物の跡なんです」と雑学トークに展開できる
- 「隠すより、揃えて見せた方がキレイって発想、面白くないですか?」と価値観の話に転換可能
キーワードは、
“隠さない仕事”と、“整えて見せる覚悟”。
建築の話から、人生論までつながる雑談ネタです。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible
でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。
【「隠さなきゃ」という焦りを減らす3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば“失敗や欠点を隠さなきゃ”って気持ちにならずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- まず「それは本当に消すべきものか?」を考える
ミスや未完成な部分を見ると、反射的に「消そう」「隠そう」としてしまいます。
でも、その跡って本当に“不要なもの”でしょうか。
ピーコンが壁を守ったように、
その失敗も、そこまで辿り着くために必要だった痕跡かもしれません。 - 消すよりも「整える」方向を探してみる
隠すのではなく、どうすれば“見ても違和感がない状態”にできるかを考える。
説明を添える、順番を整える、背景を共有する。
それだけで、同じ欠点でも受け取られ方は大きく変わります。 - 「ちゃんとして見える人」は何をしているか観察する
仕事ができそうに見える人って、意外とミスが少ないわけじゃありません。
違いは、ミスをどう扱っているか、どう向き合っているか。
その姿勢が、結果として“信頼感”になっているんだと思います。
あなたが最近、
「これは隠した方がいいかな」と感じた出来事。
それって、見方を少し変えるだけで、“美しさ”に変えられる余地が残っているのかもしれません。
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【記事まとめ】
- コンクリートの壁にある丸は、意匠ではなく構造を支えた跡
- ピーコンは、壁を歪ませないための重要な金物
- 隠すこともできるが、あえて「見せる」選択がされた
- 整えて見せることで、跡は“美しさ”に変わる
- それは、仕事や生き方にも通じる考え方かもしれない
【最後に】
完璧に見えるものって、たいてい、裏側をよく見ると、ちゃんと「跡」が残ってます。
コンクリートの壁も、人の仕事も、たぶん同じ。
……まぁ、
自分の失敗も、あれくらい規則正しく並んでくれたら、
もう少しカッコよく見えるんですけどね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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