転勤や卒業などで、身近な人が遠くへ行くことってありますよね。
会えなくなると、なぜか前よりずっと応援したくなる——そんな気持ち、ありませんか?
どちらも変わっていないのに、距離ができただけで心の温度が上がる。
そんな時に思い出してほしいのが、この「MLBポストシーズン」の話です。
僕が日本人選手を見て感じた“距離が生む応援の心理”には、日常の人間関係にも通じるヒントがありました。
“感謝の見つけ方”について考えるきっかけにもなる、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
「近さ」よりも「距離の中で見つかる感謝」を大切にする方が関係を深められる、ということ。
近くにいる時ほど、相手の価値を当たり前に感じてしまう。
でも、少し離れた瞬間に、その人の存在の大きさに気づく。
応援とは、距離が生んだ“再発見の感情”なのかもしれません。
次に誰かを応援したくなったら、「今この距離だから見えるもの」に目を向けてみてください。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、MLBのポストシーズンを見ながら感じた「距離の不思議」についての話です。
海の向こうで戦う日本人選手を見て、
「なんでこんなに熱く応援してるんだろう?」と思ったこと、ありませんか?
日本にいた時との違いについて考えてみました。
“遠くの存在”への熱
今年のMLBポストシーズン、すごい盛り上がりですよね。
ドジャースの大谷翔平、山本由伸、そして佐々木朗希。
日本人が3人も揃うなんて、夢みたいな話です。
でも、ふと考えたんです。
「この3人が日本でプレーしてた頃、同じ熱量で応援してたかな?」って。
正直、そんなことなかった気がします。
毎日のように試合を見られる距離にいたのに、「また打った」「今日も勝った」で終わってた。
でも今は、海の向こうからの1本のヒットで、大騒ぎしてる。
この“距離の魔法”、いったい何なんでしょうね。
“手が届かない”からこそ燃える心理
心理学でいう「希少性の原理」ってあるじゃないですか。
「手に入らないものほど、欲しくなる」ってやつ。
たぶんそれに近いんですよね。
毎日見られた頃は“日常”だった選手たちが、時差と海を越えた瞬間に“特別な存在”になる。
ニュースでしか見られない、映像も数分だけ。
でも、その“会えなさ”が価値を生む。
まるで恋愛みたいに。
“代表”になる瞬間
面白いのは、彼らが“個人”で戦っているのに、
私たちの中では勝手に“日本代表”になっていること。
ドジャースの一員であっても、もう“日本の希望”みたいに感じてしまう。
それってたぶん、海外で戦う「少数派」であることが、
応援する側の“誇り”をくすぐるからなんですよね。
自分とは関係ないのに、「あれが日本人だ」と胸を張れる。
距離がある分だけ、そこに“自分を重ねられる余白”が生まれるのかもしれません。
“日常”が薄れると、見方が変わる
日本で見ていた頃の大谷選手も、今と同じくらいすごかった。
でも当時は、“すごい人がすぐそこにいる”状態に慣れすぎていたんですよね。
だから、ありがたみを感じにくかった。
距離ができて、ようやく気づいた。
あの頃の「当たり前」は、実はとんでもない贅沢だったんだと。
価値は相手が変わったんじゃなくて、自分の見方が変わっただけ。
これって、仕事でも人間関係でも同じじゃないですか?
近くにいる人ほど、価値を見落としがち。
でも、いなくなって初めて「大事だったんだ」と気づく。
“距離が生む価値”を、日常でも見つけられるか?
遠くの選手に熱狂する気持ち、あれって本当は「感謝の再発見」なのかもしれません。
あなたの周りにもいませんか?
当たり前すぎて、気づかなくなってる誰か。
同僚、家族、友人。
距離を置いてみたら、その人のすごさが見えるかもしれません。
僕はMLBを見ながら、「応援って、距離が生むエネルギーなんだな」と思いました。
そして、「もし日常の中でも“遠くから見る目”を持てたら、もっと優しくなれるかもな」って。
【話ネタに使えるポイント】
- 「遠くに行った人ほど応援したくなるって、ありません?」と切り出すと共感されやすい
- 「距離があるからこそ特別になる」話から、恋愛・家族・仕事にも話題を広げやすい
- 「近くの人ほど、価値を見落とすんですよね」と続ければ、ちょっと深い雑談に発展可能
キーワードは
“距離が生む価値”と“希少性の心理”。
スポーツニュースから人間関係まで展開できる万能ネタです。
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「じゃあ、どうすれば“近すぎて見えない価値”に気づけるのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 少し“遠くから”見てみる
人も仕事も、いつも近くにあると見えなくなります。
意識的に少し離れて見るだけで、「こんなに頑張ってたんだ」と発見できるものがあります。 - “いない時間”を記録してみる
誰かが離れてから感じた寂しさや、言いたかった言葉をメモしておく。
それが「感謝の再発見ノート」になります。
距離がある今だからこそ、素直に書ける気持ちがあります。 - “応援する側”に回ってみる
人を応援すると、自分の中にもエネルギーが生まれます。
遠くの誰かを見て心が動いたなら、その気持ちを日常の誰かにも向けてみると、不思議と関係が温まります。
あなたが最近、「ちょっと遠くなったな」と感じた誰か。
もしかしたら今こそ、その人の本当の価値に気づけるタイミングかもしれません。
【記事まとめ】
- 遠くにいる存在ほど、特別に感じるのは「希少性の原理」が働くから
- 海外で戦う日本人選手を応援するのは、「距離が生む誇り」があるから
- 日常の中の価値は、“近すぎるから見えない”ことも多い
- 距離を置くことで、当たり前のすごさに気づけることがある
【最後に】
遠く離れた選手を応援している自分を見て、
「人って、距離ができて初めて“感謝”できる生き物なんだな」と思いました。
たとえば、転勤した同僚、離れて暮らす家族。
ちょっと遠くなった今の方が、心の距離は近く感じることってありますよね。
……そう考えると、“応援”って、
単なるファンの行動じゃなくて、“愛の形”なのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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