※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、通勤の電車でふと足元に現れた“とある存在”から、
「働くって、どういうことなんだろう?」という話をしてみたいと思います。
【結論(この記事でわかること)】
「なぜ、盲導犬は“見返りなし”で働けるのか?」
その姿に、人が忘れかけた“プロ意識”の本質が見えてきます。
この記事では、
- 盲導犬は“感情より使命”を優先し、誰に見られなくても働き続けること
- 僕たちが無意識に求めがちな「評価」「承認」が、行動を縛っていること
- 黙って“やるべきことをやる”ことこそが、本当の強さであること
…を通して、
「成果より姿勢が問われる時代」に必要な“静かなプロ意識”のヒント をお届けします。
【話ネタ本文】
足元の黒い影
それは、帰りの電車の中でした。
いつものように座席に座って、なんとなくスマホを見ていたら──
ふと、気配がしたんです。
足元に、黒い影。よく見たら……盲導犬でした。
しかも、まったく音を立てない。
息づかいも聞こえないし、身じろぎすらしない。
静かに、ご主人の足元に寄り添っている。
まるで「私は空気です」とでも言うように。
気づかなかったの、僕だけじゃないですよ。
周りの人も「え?犬?」って感じで、次々と足元を見ていました。
働く存在
あの犬──何を考えていたんだろう?
寂しいとか、疲れたとか、そんな感情はあるんだろうか?
盲導犬って、ペットじゃないですよね。
彼らは、“犬である前に、働く存在”なんです。
一生、ご主人の“目”になる。
途中で投げ出すことも、文句を言うこともできない。
ただひたすら、黙って、その役割をまっとうする。
……犬って、そんなに我慢できるんだ。
考えさせられる自分
で、思ったんです。
「じゃあ、僕は?」って。
ちょっと不満があると、すぐ口に出す。
成果が出ないと、すぐ環境のせいにする。
疲れたら、やらない理由を探す。
いやー……人間、甘すぎません?
盲導犬は、誰に見られていなくても“やるべきこと”をやってる。
僕は、“見てる人がいるかどうか”で、やる気が変わる。
うん、ダメですね。比べたらあかんけど、ちょっと恥ずかしくなりました。
見返りなしに、黙って続ける、それが”プロ意識”
でも考えてみれば、
“見返りなしに、黙って続ける”って、すごく大事なことだと思うんです。
今の世の中、成果が出ないと意味がない、
承認されないとやる気が出ない……っていう空気が強いけど、
それでも、「やるべきことだからやる」って姿勢。
誰にも褒められなくても、黙って“いい仕事”をすること。
これ、プロの仕事ですよね。
盲導犬って、まさにその姿勢を体現してる。
“プロ意識”って、たぶんそういうこと。
本当に強いのは、誰?
僕らは、つい“見返り”を求めます。
やるからには、認められたい。褒められたい。
でも──
盲導犬は、そんなこと一度も考えたことがないかもしれない。
だとしたら……
本当に強いのは、誰なんでしょう?
あなたはどうですか?
「誰かに見られてないと、頑張れない」って思うこと、ありませんか?
“黙ってやる人”の背中って、案外、一番かっこいいかもしれません。
【話ネタに使えるポイント】
- 「この前、電車で盲導犬を見かけたんですけどね…」で自然に話し出せる
- 「あの犬、全然気配なかったんですよ」って驚き話としてもOK
- 「見返りなしに働くって、すごくないですか?」と価値観の話に展開できる
- 自分の“甘さ”を自虐として笑いに変えられる万能ネタ
キーワードは、
“盲導犬のプロ意識”と、“見返りを求めない強さ”。
電車の中でのささいな出来事が、働き方や自分の姿勢を見直すきっかけになる、深い話です。
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【記事まとめ】
- 盲導犬は、一生“働くこと”に向き合うプロフェッショナル
- 自分の欲より、他者のために行動する姿勢がすごい
- 見返りを求めず、黙ってやる人は強い
- 僕たちはつい言い訳したり、認められたがったりしがち
- 「見てる人がいなくても頑張る」が、真のプロ意識かもしれない
【最後に】
僕ら人間って、すぐ言い訳するし、
できない理由を探すのが上手なんですよね。
でも、足元にいたあの盲導犬は、
一言も発さず、ただまっすぐ前を見てました。
……ああいう姿を見て、「よし、俺もやるか」って思える人間でありたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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