職場や友人との会話で、「仕事をつい後回しにしちゃって…」なんて話題、よく出ますよね。
やらなきゃいけないのに、机の端に置いたまま別の仕事に手をつけてしまう。
そんな時に思い出してほしいのが、この“嫌な仕事の後回し”の話です。
僕が体験した小さな出来事から、「先延ばし」を逆手に利用した効率化のスイッチにするヒントが見えてきました。
“先延ばしの合理性”について考えるきっかけにもなる、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
「逃げてる」と思うよりも「効率化の仕組み」と捉える方が生産性は高まる、ということ。
嫌な仕事を後回しにするのは、自己嫌悪に落ち込むことではなく、他の仕事を片付けるための心理的カンフル剤。
もちろん最後には向き合う必要はありますが、その間に積み重ねた達成感は大きな助走になります。
次に「また後回ししちゃった」と落ち込む機会があれば、このネタをそっと忍ばせてみてください。
きっと、「実は合理的なんだよね」という一言が、場をやわらかくしてくれるはずです。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、僕がいつもやってしまう「嫌な仕事の後回し」から考えた、ちょっと意外な“仕事の心理術”についてのお話です。
つい後回しにする仕事
今日もまた、やっちゃったんです。
一番やりたくない仕事を机の端に置いたまま、別のタスクに全力投球。
書類の整理やメール返信なんて、普段は腰が重いのに、
このときばかりは信じられないスピードで片付くんですよね。
自己嫌悪のループ
でも、終わった後にモヤッとするんです。
「また逃げたな、俺」って。
自分をちょっと“ダメなやつ”扱いしてしまう。
……ただ、よく考えてみたら、嫌な仕事を後回しにしたおかげで、
他の仕事はすごく効率よく終わっているんですよ。
これって、ただの逃避じゃなくて、実は……戦略?
実は“合理的な先延ばし”?
調べてみたら、これ「構造的先延ばし(structured procrastination)」っていう
心理的なパターンらしいんです。
嫌な仕事をトップに置くことで、他の仕事を“気持ちよく片付けられる”。
つまり、後回しのストレスがカンフル剤になって、集中力が生まれてるんです。
先延ばしの本質
結局、“逃げ”じゃなくて“合理性”なんですよね。
だって、やりたいこと・やりやすいことを先に片付けることで、生産性が一気に上がる。
しかも達成感もある。
もちろん、最後には嫌な仕事に向き合わなきゃいけないんですけど、
それまでに十分な助走をつけてるわけです。
だから、自己嫌悪じゃなくて、
「これは僕の仕事術なんだ」って捉えた方がいいのかもしれません。
あなたはどう捉えますか?
あなたも“嫌な仕事の後回し”、してませんか?
それを「逃げ」と見るか、「戦略」と見るかで、気分も成果もだいぶ変わると思うんです。
もし自己嫌悪で止まってるなら──
今日からそれを「合理的な先延ばし」と言い換えてみてもいいのかもしれません。
【話ネタに使えるポイント】
- 「嫌な仕事を後回しにすると、他の仕事がめっちゃはかどるんですよ〜」と切り出せる
- 「これ“構造的先延ばし”って心理学で名前があるらしいですよ」と知識ネタに展開できる
- 「逃げじゃなくて、実は戦略かも?」とちょっと前向きな話にできる
キーワードは
“先延ばしの合理性”と“嫌な仕事が生む集中力”。
自虐っぽく話せるけど、最後は「実は合理的」というオチがつく雑談ネタです。
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【”先延ばし”を逆手に利用する3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば“先延ばし”を自己嫌悪じゃなく効率的に利用できるのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 「やりたくない仕事」をあえて一番上に置く
後回ししやすいタスクをリストのトップに置くと、それを避けるために他の仕事がスムーズに片付きます。心理的な“逃げ”を逆手に取る工夫です。 - 「後回し=戦略」と言い換える
「逃げてるな…」と思うと自己嫌悪になります。
でも「効率化のために戦略的に順序を変えてる」と考え直すだけで、気持ちが軽くなり、達成感も得やすくなります。 - 小さな達成感を積み重ねて助走をつける
嫌な仕事の前に、手をつけやすいタスクをどんどん片付ける。
その達成感が“助走”になって、後で本当にやりたくない仕事にも向き合いやすくなります。
あなたが最近つい後回しにしてしまった仕事。
それって、少し見方を変えるだけで、「効率を生む仕組み」になるかもしれません。
【記事まとめ】
- 嫌な仕事を後回しにして、他の仕事がはかどるのは「構造的先延ばし」
- これは“逃げ”ではなく、心理的に合理的な仕事術でもある
- 自己嫌悪よりも「自分の特性」として活かす方が生産的
【最後に】
僕はずっと「後回しする自分=ダメな奴」って思ってました。
でも、考え方をちょっと変えたら、「効率化のスイッチ」とも言える。
もちろん、嫌な仕事は最後にはやらないといけないんですけどね。
……まぁ、明日こそは、今日後回しにしたアレに手をつけます。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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