悩むリーダーが少し楽になるヒント|“理想と現実のギャップ”との付き合い方

仕事の話ネタ

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今回は「管理職向けの研修で感じた、オジサンたちの“悩みの愛しさ”」について、少し語らせてください。

結論(この記事でわかること)

「うまくまとめられない」「部下と向き合えない」と感じるすべてのリーダーへ。
“悩むこと”は、決して弱さではありません。

この記事では、

  • 管理職研修で見えた「孤独なリーダーたち」のリアル
  • チーム内の“噛み合わなさ”に気づく視点
  • 理想と現実の間で「立ち止まる意味」

…を通して、
“理想を捨てずに悩めるリーダー”になるヒントをお届けします。

【話ネタ本文】

「東京で、オジサンたちが真面目に悩んでた」

先日、2日間の管理職向け研修に行ってきたんですよ。
会場には、僕と同世代──つまり40代前後のオジサンがズラリ。

……あの空間、若干、加齢臭が漂ってました。たぶん、希望の香りと一緒に(笑)。

座学して、グループ討議して、ロールプレイングまでやって。
けっこう本気のスケジュールでした。

で、何を話したかっていうと──
「人間関係、むずくない?」って話。

「理想はある。でも、現実は…ってやつ」

僕ね、チームのリーダーなんですけど、
理想としては、みんなが楽しそうに、自分から動いてくれるチームがいいなって思ってるんです。

利益ももちろん大事だけど、
「このチームにいてよかった」って思ってもらえたら、リーダー冥利に尽きるなって。

でも──
現実のうちのチーム、なかなか個性が強くて(笑)。

  • 年上の派遣さん → なんか全部が他人事っぽい
  • 20歳の新人 → わからないことを、ぜんぜん相談してこない
  • 39歳の次席 → 弁が立ちすぎて、言い訳モンスター
  • 優秀な24歳 → 抱えすぎて、逆に心配になるほど

これ、ちょっとした少年マンガのキャラ紹介みたいだけど、ぜんぶ実在します。

「答えは出なかったけど、“仲間”は見つけた」

研修でそのことを話してみたんですが、
正直、すぐに「これが正解!」って答えは出ませんでした。

でもね、他の参加者もそれぞれ悩んでたんです。
全然違う支店でも、全然違うチーム構成でも──
“リーダーとしての孤独”って、みんなあるんだなぁと。

「自分だけがうまくいってないわけじゃないんだ」
って思えたこと、それが今回の研修で得た一番の収穫だったと思います。

「“悩む”って、悪くないかもしれない」

「悩むのは、リーダー失格の証だ」って、思ってた節がありました。
でも、実は──
悩んでるってことは、“理想”があるってことなんですよね。

誰かのせいにしたいわけじゃなくて、
「もっとよくしたい」「もっと笑っててほしい」って、
そんな気持ちがあるから、悩む。

……なんだ、ちょっといいヤツじゃん、オジサン。

【話ネタに使えるポイント】

  • 「最近、管理職向けの研修に行ってきたんですけどね…」と切り出せば、興味をひきやすい
  • 「部下のタイプ、4人ぐらいに分けられる説」でちょっと盛り上がる
  • 「リーダーって、孤独っすよね」で共感の輪が広がる可能性アリ
  • 「悩むって、実は“理想がある証拠”かもしれませんよね」と視点を変えられる

キーワードは、
“理想と現実のギャップ”と、“悩みの共有が救いになる”
リーダーの悩みという重めのテーマでも、ちょっと笑えて、ジーンとくる雑談ネタになります。

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【“理想を捨てずに悩めるリーダー”になるための3つのヒント】

「じゃあ、どうすれば“理想と現実のギャップ”に押しつぶされずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。

  1. 「うまくいかない=ダメ」と決めつけない
    チームがまとまらない、部下が動かない…。
    そんなとき、「自分のやり方が間違ってたのか」と落ち込むのは早すぎます。
    “うまくいかない”は、リーダーにとっての「問い直しタイム」。
    むしろ大事な分岐点かもしれません。
  2. 「悩んでいる=理想がある証拠」と捉える
    理想がなければ、人は悩みません。
    「こうなってほしい」「もっとよくしたい」──その気持ちがあるから、苦しいし、迷う。
    でも、それって本気でチームと向き合っている証しです。
  3. 「誰かと悩みを話す」を習慣にする
    1人で抱えると、悩みはどんどん重くなります。
    正解が出なくても、「わかるよ」とうなずいてくれる人がいるだけで、ずいぶん気がラクになります。
    たまには“弱音”も、チームづくりの一部です。

あなたが最近感じた“モヤモヤ”や“うまくいかなさ”。
それって、見方を少し変えるだけで、「前に進む力」に変わるかもしれません。

【記事まとめ】

  • 管理職向けの研修で、他のリーダーたちも悩んでいることを知った
  • 自分だけじゃないと気づくだけで、少し気がラクになった
  • 悩むのは、理想がある証拠かもしれない
  • リーダーって、けっこう孤独だけど、だからこそ、仲間の存在がありがたい

【最後に】

僕はまだ、答えを見つけられていません。
でも、「悩んでる時間」が、すでに“いいリーダー”への一歩なのかも。

……とか言いながら、今夜もまたメンバーの誰かの顔を思い浮かべながら、
一杯やるんですけどね(笑)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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