見積書は“人間関係の鏡”|数字に出る本音と建前の世界

仕事の話ネタ

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、仕事でよく見る“見積書”から、
「誠実さって、どこでバレるんだろう?」という話をしてみたいと思います。

【見積内容はよく変わる】

仕事をしていると、取引先から見積書をもらうことがあります。
「この仕事、いくらかかりますよ〜」っていう、あれです。

もちろん、こちらもそれをもとに予算を立てたり、契約をしたりするので、
すごく大事な書類なんですが……。

でも、現場って生き物なんですよね。
やっているうちに、
「あ、ここ、ちょっと内容変えたいな」とか、
「やっぱりこれも追加しとこう」とか、
そういう“マイナーチェンジ”が、まあまあよく起きます。

【小さなズレが生む“真実”】

で、普通は内容が変わったら、見積もりも出し直してもらうんです。
でも……でもですよ。

「まぁ、このぐらいならいいか」って、
ついつい、そのまま進めちゃうこともあります。

そして最後に、ちょっと申し訳なさそうに、
「すみません、内容ちょっと変わっちゃったから……
見積もり、出し直していただけますか?」
って聞くわけです。

すると、返ってくるのが――

「大丈夫ですよ、以前の金額のままでやります。」

え?マジで?
って、内心ちょっとラッキー。

でも同時に、ふと思うんです。

「あれ?最初の見積もりって、
 けっこう余裕あったのかも……?」

【あなたの“誠実”は、どこで見える?】

これ、なんだか面白いなと思って。

相手は優しさで「そのままでいいですよ」と言ってくれてる。
でもこっちは、「あ、じゃあ最初から盛ってたのかな」って、
心の中で帳尻を合わせてしまう”

そう、
言葉にしない“誠実さ”って、けっこうバレる。
逆に、ちょっとしたズルさも、透けて見える。

不思議ですよね。
見積書って、「いくらかかります」って書いてある紙だけど、
その中に、「この人がどこまで誠実か」まで滲み出ちゃうんです。

【書いてないことが伝わる世界】

ビジネスの世界って、
「書いてあること」がすべてのようでいて、
実は、「書いてないこと」の方が大事だったりする。

・どれだけ丁寧に対応してくれたか
・ちょっとした変更にどう向き合ってくれるか
・損得を超えて、どう振る舞ってくれるか

そういうものが、見積書の“行間”からにじみ出てくるんです。

【自分の“見積書”にも、誠実さはあるか?】

もしかしたら、僕ら一人ひとりも、
「見積書」みたいなものを、無意識に人に出してるのかもしれません。

「僕って、こんな人間ですよ」
「これぐらいの価値がありますよ」って、
普段の言動や態度の中で、出し続けてる。

その“見積もり”と、“中身”にズレがあると、
やっぱり、どこかでバレちゃう。

そう考えると――

あなたの“見積もり”と“実際”は、ズレてませんか?

【誠実さって、バレる】

見積もりに戻りますが、
やっぱり一番カッコいいのは、こう言ってくれる人だと思うんです。

「いえ、追加の分も踏まえて、正しい金額で出し直しますね。」

きっちり誠実に、ちゃんと請求する。
これって、信頼されるプロの仕事だと思います。

見積もりひとつで、人ってこんなに伝わるんだなぁと、
今日もちょっとだけ、学びがありました。

【話ネタに使えるポイント】

このエピソード、雑談にも仕事トークにも使いやすいです。

  • 「見積もりって、人柄出ますよね〜」と、仕事相手との会話に
  • 「ズルい人って、見積書でバレる気がするんですよ」と、飲みの席での話題に
  • 「自分の“見積もり”と中身、合ってるかな?」と、自省トークにも

キーワードは、
見積書の行間”と、“誠実さはにじみ出る”

【記事まとめ】

  • 見積書は、金額だけじゃなく人柄まで映し出す
  • 小さな手間を惜しむことで、“盛ってたこと”がバレることもある
  • 書いていない部分に、誠実さがにじみ出る
  • 僕ら自身も、無意識に「見積書」を出している
  • 最終的に信頼をつかむのは、“正直でまっすぐな見積もり”を出す人

【最後に】

僕たちは、日々いろんな“見積もり”を出しながら生きてるのかもしれません。
どんな自分を、どんな価格で、どんな態度で見せるか。
誠実さは、伝わる。いや、にじみ出る

今日も、自分という商品の見積書、
ちょっとだけ見直してみようかな、と思った朝でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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