どこにでもいる“あの人”の正体|謎の“コピー人間”に思うこと

仕事の話ネタ

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、仕事中に出会った「こういう人」について、
ちょっと不思議な話をしてみたいと思います。

【”こういう人”って、どこから来たんですか?】

日本全国、いろんな場所で仕事をしていると、
時々、同じようなことを言う人に出会うんです。

「ここ、勝手に入らないでよ。」

……あぁ、また出た。
どこにでもいる、「こういう人」。

でもふと思ったんですよ。
この“こういう人”って、どこで育って、何を見て、どうしてこうなったんだろうって。

舞台は、ある現場のとある朝

現場は、道路。 一時的に使わせてもらうために、 警察にも届け出をして、使用料も払い、 時間や音にも気をつけて作業をしていました。

近隣の方に迷惑がかからないように。

大きな音を出すときは時間をずらしたり、
歩行者が通れるスペースを確保したり。

……まぁ、できる限りの配慮はしていました。

そんなある日。

スーッと自転車で近づいてきた中年の男性が、 ちょっと鼻息を荒くして言ってきたんです。

「この駐車場に入らないでもらえる?」

……ええ、わかります。 その駐車場は人様の土地。

たしかに、僕たちは“ほんのすこーしだけ” その土地の角を踏んでいたかもしれません。

でもね、そんなに堂々と土足で踏み込んだわけじゃないんです。

そっと、ちょっと、ほんの数センチくらい。

それでも、その男性は、 「自分が上」「相手が悪い」という構図で話してくる。

こちらが弱い立場だと知っているからか、 正義を振りかざすその口調は、どこか痛々しくて。

心の中で、僕はこう思いました。

「いるよな、こういう人」って。

【量産されている人?】

でも、ふと思ったんです。

この「こういう人」って、なんなんだろう?

仕事柄、日本中のいろんな地域に行くけれど、 どこに行っても、似たような人が出てくるんです。

言い方も、態度も、テンプレみたいにそっくり。

まるで、どこかで“量産”されているみたいに。

【誰かから受け取った”正しさ”】

この「こういう人」って、
本当に“その人の意思”でそうしているのかな?と。

もしかしたら、
彼もどこかで「そうあるべきだ」と教わっただけかもしれない。

「敷地に入られるのは迷惑だ」
「仕事の人には強く言ってOK」
「ルールは守らせるべき」

そういう“正しさ”を、誰かから受け取っただけなのかもしれません。

だとしたら、それはちょっとだけ悲しい。

なぜなら、自分の意志じゃない「正しさ」って、
時に他人を傷つけるから。

ほんのちょっと、かかとが踏み込んだだけで、
怒りを爆発させるのって、
本人にとっても疲れるんじゃないかなと思うんです。

【誰かのコピー?】

「こういう人」って、実は“コピーされた誰か”なのかも。

その人自身じゃなくて、
どこかの誰かのコピーをずっと守っている。

そして、そのコピーが全国に広がっている。

なんだか、ウイルスみたいな話ですね。(笑)

【相手を許すために】

じゃあ、僕たちはどうすればいいのか?

たぶん、「また出たよ、こういう人」と思う前に、
ちょっとだけこう考えてみる。

「この人、誰の正しさを守ってるんだろう?」

もしかしたら、その“誰か”を知ることで、
少しだけ許せるかもしれない。

怒らずに、少し笑えるかもしれない。

【話ネタに使えるポイント】

この話、雑談ネタとしてはこんな風に使えます。

  • 「全国に“こういう人”って、コピーで存在してる気がしません?」と笑い話に。
  • 「自分が怒ってる時って、自分の意見じゃなくて“誰かの正しさ”を借りてるだけかも」と自省系のトークに。
  • 「正しさって、意外と他人からコピーしてるよね」と価値観の再定義に。

キーワードは、
こういう人”と“コピーされた正しさ”。

ちょっとした違和感から、深い話に入っていける万能ネタです。

【記事まとめ】

  • 全国どこにでもいる“こういう人”は、実は同じ思考のコピーかもしれない
  • 怒っている人ほど、自分の意志じゃなく“借り物の正しさ”を語っている
  • だからこそ、その怒りを「誰の正しさ?」と一歩引いて見てみる
  • 相手を“敵”にせず、“観察対象”として見るだけで、少しラクになる
  • 僕たちも、自分の中のコピーに気づいて、更新していけたらいい

【最後に】

「こういう人って、いるよなぁ」と笑いながら、
その人の正しさを、少しだけ想像してみる。

それが、今日のモヤモヤを、
ちょっとだけ“思いやり”に変える魔法かもしれません。

……まぁ、あの目線は、ちょっと怖かったですけどね。(笑)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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