こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、通勤電車で起こる“静かな戦い”から、
「言葉を使わないコミュニケーションって、なんだろう?」
という話をしてみたいと思います。
【空いている席、どこに座る?】|話ベタの話ネタ
僕の最寄り駅は、始発駅にそこそこ近い。 だから、がんばれば座れる。
で、座れるときに僕が大切にしているのは── 「誰の隣に座るか」問題です。
選べるときは、なるべく女性の隣を選びます。
……え?怪しい意味じゃないですよ?(笑)
理由はシンプル。その方がスペースが広くて楽だから。
僕は大柄というほどではないけれど、
男なので、肩幅はそれなりにあります。
対して、もし男性の隣に座ることになると……
始まるんです。
名付けて、 『上腕アームレスト領土問題』。
体が触れるギリギリの距離で、 じわり、じわりと押し合う上腕。
腕、どこに置いてます?
肘を膝に乗せる派? カバンに重ねる派? それとも、アームレスト領土を奪取する派?
ここで面白いのが、 「腕」だけで相手の“性格”や“主張”が伝わってくるということ。
明らかに筋肉を固くして、 「譲らないぞ」という意志を発信してくる人、います。
中には、ずっとカッチカチのまま 目的地まで動かない猛者も。
一方で、途中からふと緩む人もいて、 「あれ?この人、降りたのかな?」と思うと、
急にリラックスして座ってたりする。
あれ、何なんですかね? 気まずさに負けたのか、 それとも「平和がいちばん」と悟ったのか。
たまに、上から腕をかぶせてくる“新手の戦法”もある。 戦術のバリエーション、多すぎ。
で、僕はというと、 たいてい「気づかないフリ」をするんです。
心の中では 「この人、哀しい人だな」なんて思いながら、 ひっそりと戦線離脱する。
でもね。
そんな“勝手な優越感”に浸っていたある日、 エレベーター前で衝撃を受けたんです。
電車を降りて会社に向かう途中、 エレベーターを待っていたら、
前にいた学生っぽい若者が、「お先にどうぞ」って、僕に譲ってくれた。
あの一言で、 心の中のアームレストがガシャーンって崩れました。
「……哀しいのは、俺のほうだったな」
って。
“平和主義者”を気取りながら、 実はただの自己満足だったんじゃないかって。
その若者の小さな優しさに、 思いっきりブン殴られた気分でした。
じゃあ、どうすればいいの?
僕の出した答えは、これです。
「この人、哀しい人だな」って思う前に、
「この人、なにを言おうとしてるんだろう?」って想像してみる。
筋肉の主張にカチンとくる前に、
その人の事情をちょっとだけ考えてみる。
それが、平和主義者の僕にできる、
ささやかな“譲り合い”の第一歩かな、と。
……まぁ、席は譲りませんけどね。(笑)
【話ネタに使えるポイント】
このエピソード、ちょっと笑いを交えつつ、深い話にも展開できます。
- 「今朝も電車で筋肉と会話してきたんですよ」と、軽い雑談ネタとして
- 「言葉以外のコミュニケーションって、意外と多いですよね」と、ビジネスにも通じる話として
- 「自分が“被害者ぶってる”ときって、意外と視野が狭くなってるよね」と、自省系トークに
キーワードは、
”筋肉と会話”と、”上腕アームレスト領土問題”。
日常のあるあるを、 価値観の話や人間観察に転換できるネタ。
雑談に使うと、 「なんかこの人、面白い視点持ってるな」って思われるかも。
【記事まとめ】
- 通勤電車の中にも、“無言の戦い”がある
- 言葉だけじゃなく、筋肉や動きもコミュニケーションになる
- 「哀しい人だな」と切り捨てる前に、相手の“語り”を受け取ってみる
- 無言の主張をどう受け取るかで、人間関係の景色が変わる
- でも、席はやっぱり広い方を選びたい(これは譲れない)
【最後に】
こうして毎日、言葉のない戦いをくぐり抜けながら、
僕たちは今日も「社会」という名の電車に乗ってるのかもしれません。
筋肉で語る朝が、少しでもやわらかくなりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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