仕事の話やSNSの話で、
「ちゃんと伝えたつもりなのに、なんか響いてないな…」
そんな感覚になることってありませんか。
頑張って説明しているのに、
言葉を足しているはずなのに、
なぜか一番伝えたいところが抜け落ちてしまう。
そんな話題のときに思い出してほしいのが、このステーキ屋の壁に描かれた牛と鹿の話です。
僕が実際に体験した、ほんの短い食事の時間から、
「伝えようとするほど、伝わらなくなる理由」が見えてきました。
仕事の雑談にも、価値観の話にも使える、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
うまく伝えようとすることよりも、姿勢をまっすぐ出す方が伝わる、ということです。
仕事の話でも、発信の話でも、
どれだけ上手に説明できるかは、実はそこまで重要じゃありません。
代わりに、「あ、この人はごまかさない人なんだな」そう感じてもらえるかどうか。
それだけで、言葉の届き方は大きく変わります。
次に「伝わらないな」と感じる場面があれば、
このステーキ屋の話を、そっと思い出してみてください。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
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【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
先日、事務所の近くにあるステーキ屋さんに行ったんですが、
肉が来る前に、思わぬところで「あ、これ好きだな…」ってなった話をします。
料理じゃなくて、壁の絵の話です。
ステーキ屋なのに、なぜか絵の構図に心を掴まれました。
子供の絵みたいな牛と鹿
そのステーキ屋さん、雑居ビルの中にあって、
店内は少し薄暗くて、落ち着いた雰囲気なんです。
席に通されて、オーダーを済ませて、
肉が焼けるのを待ちながら、なんとなく店内を見渡していたら──
壁一面に、牛と鹿の絵が描かれていました。
顔は正面。
身体は横向き。
目だけ、こっちを見てる。
正直、最初は
「ん?なんか子供の絵みたいだな」って思いました。
自然界では、こうは見えない
冷静に考えると、
自然界で、牛や鹿をそんな角度で見ることってないじゃないですか。
でも、不思議なことに、
一瞬で「あ、牛だ」「鹿だ」って分かる。
そのとき、ふと思い出したんです。
小学校の美術の時間に習った、ピカソの『ゲルニカ』。
現実そのままじゃないのに、
むしろ、感情とか本質は、やたら伝わってくるあの感じ。
「これ、わざと“うまく描いてない”んだな」って。
“うまく描かない”という選択
自然に見えるように描くことよりも、「その生き物らしさ」を、ストレートに出す。
余計な情報を削って、特徴だけを、ドンと置く。
それって、
絵の技術というより、覚悟だなと思ったんです。
「評価されよう」とか「センス良く見せよう」とかを、
一回、手放してる感じがして。
伝えたいのは、味じゃなくて姿勢
その瞬間、
この店のコンセプトが、スッと見えた気がしました。
「美味しい肉を、変に飾らず、そのまま出す」
「ごまかさない」
「盛らない」
たぶん、オーナーは、
壁の絵を通して、そう言ってるんだと思うんです。
料理も、仕事も、発信も、
結局いちばん伝わるのって、テクニックより姿勢なんですよね。
あなたは、盛りすぎていませんか?
SNSでも、仕事でも、
「ちゃんと見せなきゃ」
「うまく言わなきゃ」って、つい盛っちゃう。
でも、あの牛と鹿みたいに、
正面から、シンプルに出した方が、案外、いちばん伝わるのかもしれません。
あなたは今、ちょっと“描きすぎて”いませんか?
【話ネタに使えるポイント】
- 「ステーキ屋の壁に、子供の絵みたいな牛が描いてあって…」と入りやすい
- 「うまく描いてないのに、めちゃ伝わる絵ってありますよね」と価値観トークに展開できる
- 「仕事も発信も、“盛らない方が信頼される”気がしません?」と深い話に転換可能
キーワードは、
“本質を描く” と “うまく見せない勇気”。
軽い雑談から、哲学寄りの話まで持っていけるネタです。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
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【“うまく見せようとしすぎる”のを減らす3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば“盛りすぎずに伝える”ことができるのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- まず「伝えたい一番」を削らずに残す
説明を足しすぎるときって、
実は「これだけは伝えたい」という芯が、どこかに埋もれていることが多い。
最初に「これだけ伝わればOK」という一行を決めて、
それ以外は“あとから足してもいい”くらいの気持ちでいると、
言葉が不思議とまっすぐになります。 - 評価されようとする視点を一度外す
「どう思われるか」を考え始めると、
表現はどんどん飾られていきます。
あの牛と鹿の絵みたいに、
“わかってもらおう”より“そのまま出そう”に切り替えるだけで、
伝わり方は意外と変わります。 - 話し終えたあとに「言いすぎたかも」を振り返る
雑談でも仕事でも、
あとから「ちょっと盛ったな」と感じたら、それでOK。
次は一言減らしてみる。
この小さな調整を繰り返すことで、
“ちょうどいい伝え方”が自分の中に残っていきます。
あなたが最近感じた「ちゃんと伝えたはずなのに、響かなかった感じ」。
それって、能力の問題じゃなくて、ほんの少し“描きすぎただけ”かもしれません。
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【記事まとめ】
- 子供の絵のような構図でも、本質は伝わる
- 現実に似せることが、正解とは限らない
- 余計な装飾を削った表現ほど、強い
- 価値は「技術」より「姿勢」に宿る
【最後に】
あの牛と鹿の絵を見て、
「うまく見せないって、こういうことなんだな」なんて、
一丁前に考えたわけです。
……そう考えてたら、
運ばれてきたステーキを前にして、
僕だけ、なぜか一口目が妙に緊張してしまって。
「いや、普通に食えよ」って、
自分で自分にツッコミを入れました。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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