仕事のやり方や家庭の判断で、
「前もこれでうまくいったから」と同じ選択をしてしまうことってありますよね。
一見、合理的に見えるその判断が、なぜか今回はうまくいかない。
ーそんな経験、ありませんか?
そんな話題のときに思い出してほしいのが、
僕のお気に入りのダウンが危うく再起不能になりかけた夜の話です。
何気ない補修作業の中で気づいたのは、
「前例があること」と「今も正しいこと」は、まったく別物だというヒントでした。
判断ミスを減らしたいとき、仕事でも雑談でも使える、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
前例をなぞることよりも、「今の条件」を見直す方が失敗を防げる、ということです。
仕事の判断でも、家庭の選択でも、
「前はうまくいった」という理由だけで決める必要はありません。
代わりに、
「あのときと、今は何が違うんだろう?」と一度立ち止まる。
それだけで、判断の精度は大きく変わります。
次に「前例があるから」と動きそうになったとき、このダウンの話をそっと思い出してみてください。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible
でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、冬になると毎年着ている“オキニのダウン”が、
あわやこの世を去りかけた話から始めたいと思います。
テーマは、「前例って、たまに思考を止めるよね?」というお話です。
オキニのダウンに、穴が空いた
冬は、だいたい同じダウンを着ています。
もう7〜8年は着てるんですが、まだ全然いけるし、なにより気に入ってる。
そんなある日、ゴルフ練習場でジェットヒーターの前に立って、ぬくぬく暖を取ってたんですよ。
……その結果。
袖、溶けました。
ナイロン生地が、じわ〜っと、情けない感じで穴あきに。
「いや、そりゃそうだろ」
今なら、冷静にそう思います。
でもその瞬間は、ただただ後悔でした。
“前にやったことある”が、判断を鈍らせる
最初の応急処置は、妻がやってくれました。
100均で買った補修布で、穴をペタッと。
これが意外と悪くない。
ただ、時間が経つと、やっぱり端が剥がれてきた。
「じゃあ、次は俺がやるか」
そう思ったとき、僕の頭の中には、ある前提がありました。
「補修布って、アイロンで貼るもんでしょ?」
ナイロン生地にアイロンを当てたら、
大変なことになるのは、さすがに分かってます。
……分かってる“はず”なんです。
あと一歩で、取り返しがつかないところだった
アイロン台を出して、当て布も用意して、あとはスイッチを入れるだけ。
その瞬間、ふと、
「……あれ?」ってなったんです。
「これ、本当にアイロン使うやつだっけ?」
説明書を見て、ギリギリで手が止まりました。
危機一髪。
もう少しで、オキニのダウンは“完全終了”でした。
前例は、安心じゃなくて“思考停止”をくれる
このとき思ったんですよね。
「あ、俺、考えるのを前例に任せてたな」って。
前にやったことがある。
前にうまくいった。
前例がある。
それって、安心材料のようで、実は一番あぶない状態かもしれません。
条件は違うのに、状況も変わってるのに、「同じでしょ?」って、考えなくなる。
前例って、
思考を助けてくれることもあるけど、
同時に、思考を止める力も持ってるんですよね。
あなたは、前例に“考えさせてもらって”いませんか?
仕事でも、家庭でも、
「前もこうだったから」で動いてること、ありませんか?
それ、本当に“今の状況”にも当てはまってますか?
前例は便利です。
でも、判断まで丸投げすると、たまにダウンの袖が溶けます。
……比喩ですけどね。
【話ネタに使えるポイント】
- 「前にうまくいった方法が、今回も正解とは限らないですよね」と共感を取りやすい
- 「前例って、考えるのをサボらせてくれますよね」と仕事の話に展開できる
- 「条件が変わってるのに、同じ判断しがちじゃないですか?」と少し深い雑談にも使える
キーワードは、
“前例への盲信”と、“思考停止の安心感”。
笑える失敗談から、仕事や人生の話に繋げやすいネタです。
ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible
でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。
【前例による判断ミスを減らすための3つのヒント】
「じゃあ、どうすれば前例に振り回されずに判断できるのか?」
そんなふうに思った方へ、
僕なりに意識しておきたい3つのヒントをまとめてみました。
- 「前と同じ?」ではなく「何が違う?」と自分に聞く
前例に頼ってしまうときって、無意識に「前もこれで大丈夫だったから」と考えています。
でも本当に確認すべきなのは、“同じかどうか”より、“何が変わっているか”。
条件・環境・相手・タイミング。
一つでも違えば、判断も変えていいんですよね。 - 前例は「答え」じゃなく「ヒント」だと捉える
前例があると安心します。
でもそれは、思考を代行してくれる存在ではありません。
前例はあくまで「参考資料」。
最終判断は、今の自分が引き受けるものだと意識するだけで、思考が一段深くなります。 - 小さく確認してから動くクセをつける
いきなり「前と同じやり方」で進めるのではなく、「これ、本当に大丈夫かな?」と立ち止まる。
説明書を読む、条件を書き出す、人に一言聞く。
それだけで、“ダウンの袖が溶ける系の事故”はかなり減ります。
あなたが最近、「前もこうだったから」と判断した出来事。
それ、少し見方を変えるだけで、もう少し安全で、もう少しラクな選択ができたかもしれません。
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【記事まとめ】
- 前例があると、人は考えなくなる
- 「前にやった」は「今も正しい」とは限らない
- 前例は便利だが、判断を代わってくれるものではない
- 一度立ち止まって「今も当てはまる?」と考える余白が大事
【最後に】
前例って、「考えなくていい理由」をくれるんですよね。
だからつい、安心して、油断して、ダウンの袖を溶かす。
……まぁ、
ギリギリで気づいた僕は、
まだ“運が良かった方”だと思うことにします。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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