【職場の人間関係】担当外で止まる仕事|境界線を越えてスムーズに動かす考え方

職場・仕事で使える話ネタ集

職場での引き継ぎや、部署をまたぐ調整で「なんでこれ動かないんだろう?」と思う瞬間ってありますよね。
どちらも悪くないのに、境界線だけが立ちはだかって仕事が止まってしまう…。
そんな話題のときに思い出してほしいのが、この“半年止まった不具合”の話です。

僕が実際に体験した小さな出来事から、「担当じゃない」の壁との付き合い方のヒントが見えてきました。
組織の動かし方を考えるきっかけにもなる、ひとつ仕込んでおきたい話ネタです。

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

【結論(この記事でわかること)】

このエピソードが教えてくれたのは、
「担当かどうか」よりも“心の境界線”を扱うほうが仕事は進む、ということ。

部署間の調整でも、引き継ぎでも、誰が正しいかを決める必要はありません。
代わりに、「この人はこの境界線で止まってしまうんだな」と理解して一歩だけ踏み込む。
それが、組織を止めずに動かすための唯一の方法かもしれません。

次に職場で“担当外問題”が出てきたときは、このネタをそっと忍ばせてみてください。

【話ネタ本文】

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、半年も宙ぶらりんになっていた“たった一つの不具合対応”から感じた、
「仕事の厄介事って、怠慢じゃなくて“境界意識”が生むこと多くない?」というお話です。

半年止まった“たった一つの不具合”

今日、ようやくカンゾウさんが動いてくれたんです。
(カンゾウさんエピソードはこちら

半年以上も前に、お客さんから「天井クロスがシワになってきてる」と不具合報告を受けていて。
自分の担当範囲なら「すみません!」ってすぐ直しに行くんですけど、
今回は僕のテリトリー外。
だから社内の不具合対応担当であるカンゾウさんに依頼したんです。

でもそこから半年、ずーっと音沙汰なし。

会うたびに「どうなってます?」と聞いて、軽く圧もかけてたんですが、
返ってくるのは、毎回同じ。

「いやー、忙しくて手がつかないんだよ」

いや、半年触れないほど忙しいって、何の冗談ですか。

「忙しくて手がつかないんだよ」の破壊力

もちろん、彼が悪い人じゃないのは分かってるんです。
むしろ話せば楽しいし、愛嬌もあるし、嫌いになれないタイプ。

でも、さすがに思いません?
「いや、忙しくても半年は長すぎるだろ!」って。

それでも彼は動かない。
そして僕は僕で、完全な自分の仕事じゃないから、強く踏み込めない。

この“どっちも悪くないのに誰も動かない”感じ。
あなたの周りにも、ありませんか?

責任の境界線って、意外と“心の壁”になる

今日ついに「これはもう火の粉がこっちに飛ぶな」と思って、
普段あまり怒らない僕も、さすがに動く決意をして電話したんです。

そしたら、

「おう、ようやく社内承認がおりたぞ!これで動ける。いや、悪かったな!」

……このタイミングで?
僕の心が読めるんでしょうか、この人の危機感値レーダー。

ここでふと思ったんです。

カンゾウさんは怠けてたんじゃない。
僕も強く出られなかっただけ。
周りの人たちも「自分の仕事じゃない」という理由で関わりたくない。

つまり──
境界線の“向こう側”のことって、人って本気で動けなくなる。

忙しさじゃない、能力でもない、人の怠慢でもない。

「自分のテリトリーじゃない」という小さな心理的壁が、人を止める。
これが一番の原因なんじゃないか、と。

“動かない人”ではなく“動けなくなる構造”

仕事って、実は“人間のやる気”とか“根性”よりも、
こういう境界線のほうが物事を止めてしまうのかもしれません。

・担当じゃない
・越権になるかもしれない
・巻き込まれたくない
・責任の所在が不明

この“心理的領域”の前では、人は恐ろしく慎重になる。

そして不思議なのは、誰も悪くない。
でも、全体が止まる。

この構造、会社あるあるすぎません?

あなたの職場の境界線、見えていますか?

あなたの職場にもありませんか?
「担当じゃないから」の一言で、事が動かなくなる瞬間。

逆に言えば、境界線をまたぐ勇気を、誰か一人が持つだけで、
風向きって一気に変わるんだと思うんです。

今回は、結果的にカンゾウさんが動いてくれた。
でも、もし動かなかったら──
たぶん僕の胃には穴が空いてましたね。

【話ネタに使えるポイント】

・「半年放置されてた不具合、ついに今日動いたんですよ〜」と導入すると場が和む
・「人って“自分の仕事じゃない”と急に動けなくなりますよね」と共感を引き出せる
・「境界線が人を止めるって、職場あるあるですよね」と話を深められる

キーワードは
“心理的境界線”と“動けない構造”
ほどよく笑えて、ちょっと考えさせられる雑談ネタです。

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【“担当外で止まる”状況を減らす3つのヒント】

「じゃあ、どうすれば“担当じゃないから動けない”状態を避けられるのか?」
そんなふうに感じた方に向けて、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。

  1. 境界線の正体を“心理的な壁”として扱う
    仕事が止まるとき、相手の怠慢に見えて実は“担当外であることへの恐怖”が隠れています。
    ここを「心の壁なんだ」と捉えるだけで、怒りよりも状況理解のほうが先に立つようになります。
  2. 踏み込みすぎない“ワンアクション”を決めておく
    誰かの領域にガッツリ入る必要はなくて、必要なのは“軽いひと押し”。
    たとえば「このままだと影響出るかもなので、一緒に確認しません?」のような、相手のメンツを守る提案が有効です。
  3. 自分が越えていい範囲を、先に決めておく
    決裁や最終判断までは踏み込まなくてOK。
    ただし「ここまでは声をかける」「ここまでは確認する」というラインを持っておくと、境界線をまたぐ行動がラクになります。

あなたが最近感じた“なんでこの人、動かないんだろう?”というモヤモヤ。
もしかするとそれ、相手の能力じゃなくて“心の境界線”が原因かもしれません。

【記事まとめ】

・半年動かなかった原因は“怠慢”ではなく“担当外の心理的壁”
・責任の境界線があるだけで、人は驚くほど慎重になる
・誰も悪くないのに全体が止まる現象は、組織でよく起こる
・境界線をまたぐ“ひと押し”が変化を生むことがある

【最後に】

現場の仕事って、技術的な難しさより、
“人の心の境界線”のほうがよっぽど厄介だったりします。

今回の件も、怒るに怒れず、笑うに笑えず、胃だけが疲れていくパターンでした。(笑)

それでも、最終的に動いてくれたカンゾウさん。
憎めないし、好きだし、でも──
やっぱり一緒に仕事はしたくないですね。(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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