職場でのコミュニケーションや、上司との距離感で気疲れすることってありますよね。
どちらも間違っていないのに、気持ちだけが摩耗していく…。
そんな場面で思い出してほしいのが、この「嫌われたくない心理」の話です。
僕が実際に体験した、逃げられない人間関係の中で気づいたことから、
「承認を自分に返す」というヒントが見えてきました。
“自分承認”について考えるきっかけとして使える、会話に仕込んでおきたい話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
「嫌われない努力」よりも「自分を理解すること」の方が関係をラクにする、ということ。
職場の人間関係でも、上司との距離感でも、相手に好かれる必要はありません。
代わりに、「この人はこういう価値観で生きてるんだな」と受け止め、その上で自分を承認する。
それが、人間関係に振り回されずに続ける方法かもしれません。
次に気持ちが疲れそうな場面に出会ったら、この視点をそっと忍ばせてみてください。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、仕事の人間関係についての話です。
「仕事の悩みの9割は人間関係」なんて言われるくらい、みんな何かしら抱えてるやつです。
僕も例外じゃなくて、苦手な上司や先輩はいるし、避けたいのに避けきれない…
そんな日常の中で気づいた、ひとつの考えについて書いてみます。
苦手な人との距離感の限界
職場に、どうしても合わない人っているじゃないですか。
言い方がキツいとか、遠回しにマウントを取ってくるとか、何かと突っかかってくるとか。
僕にも正直、苦手な人はいます。
できれば話しかけられたくないし、関わりたくもない。
だけど現実は──
仕事って、そこに“人間関係”がセットなんですよね。
避けたくても、避けきれない。
「逃げられない現実」という縛り
本やネットのアドバイスってこうなんですよ:
「嫌な人は避けろ」
「距離を取れ」
「無理なら転職しちゃえ」
でもね、
家族がいて、住宅ローンがあって、年齢的に再挑戦のリスクが大きくて──
それでも即転職できる人って、そこまで多くないと思うんです。
じゃあ、避けられない相手とはどう付き合うのか?
答えは完全に不明のままです。
そして僕は、
無理して笑って
無理して耐えて
無理して飲み会に行って
「まぁ、仕方ないよね」で片付けながら毎日を過ごしてました。
我慢の意味が見えなくなった瞬間
その我慢の先に、“出世”があるかというと
いや、それもないんですよ。
その飲み会に行ったところで
上司に気に入られたところで
突然出世が回ってくるわけでもなくて
毎朝の始業時間は変わらない。
じゃあ何のために耐えてるんだ?
って考えるじゃないですか。
思ったんです。
僕はその飲み会に、その会話に、その距離感に
「嫌われたくない」
という気持ちで足を運んでいたんじゃないかって。
それってただの“承認待ち”じゃない?
もっと言うと──
「自分の存在を認めて欲しかった」
ただ、それだけなんじゃないか。
『嫌われたら居場所がなくなるかも』
『飲み会に行かないと何か言われるかも』
『肩身が狭くなるかも』
だから
自分から苦手な人に近づいてたのかもしれない。
これ…
よく考えると、だいぶ不思議な話なんですよ。
嫌いな人に好かれようとするって、なかなかムダな努力じゃないですか?
僕を理解できるのは、僕だけだった
気づいたんです。
僕のことをいちばん理解してくれるのって、
他人じゃなくて
上司でもなくて
同僚でもなくて
──自分自身なんですよね。
僕の得意なこと
僕の不得意なこと
僕が頑張ってること
僕が本当は辛いこと
それを一番よく知ってるのって
結局、僕なんです。
だったらまず僕が僕を認めてみたらどうだろう?
「よくやってるよ」
「今日は頑張ったよ」
「疲れたね」
他人の評価じゃなく、自分で自分を承認できたら──
人間関係の重さが、ふっと軽くなる気がしたんです。
【話しネタに使えるポイント】
- 「仕事の悩みの9割って、人間関係って言いますよね」と切り出しやすい
- 「嫌いな人に好かれようとするって不思議ですよね」と少し笑いを交えられる
- 「実は、自分のこと理解してるのって自分だけかもしれませんよね?」と深い方向にも進める
キーワードは、
“承認欲求”と“嫌われたくない心理”、
相手の共感を引きつつ、しみじみ考えさせる雑談ネタです。
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【職場の人間関係の重さを減らす3つのヒント】
じゃあ、どうすれば“嫌われないための努力”から解放されるのか?
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 他人基準の承認から離れる
「嫌われたらどうしよう」という基準って、相手に主導権があります。
でも、自分の基準で「今日はちゃんとやった」「よく耐えた」と認めることで、
承認の主導権を自分に戻せます。 - “好かれようとしない勇気”を持つ
嫌いな人に好かれようとするほど、心は摩耗します。
好かれなくていい、無理に距離を詰めなくていい。
この許可が、自分に戻る最初の一歩です。 - 自分理解を深める小さな習慣
「今日の自分は何を我慢した?」
「本当は何を感じていた?」
これを一日一回振り返るだけで、
“自分承認”の筋力が確実に育っていきます。
あなたが最近感じた人間関係の重さ。
それって、自分に承認の矢印を向けるだけで、もう少しラクになるかもしれません。
【記事まとめ】
- 職場の人間関係の苦しさは避けられない現実として存在する
- 「嫌われたくない」気持ちから、苦手な人との接触を自ら選んでいる可能性がある
- 承認を他人に求めるほど、人間関係のストレスは増える
- 自分自身を認めることが、心の自由を取り戻す第一歩になる
【最後に】
誰からも嫌われたくないって思う気持ち、
それ自体はとても自然なんです。
でも、嫌いな人に認められようとするのは、
ちょっとだけ方向がズレているのかもしれません。
まずは、自分で自分を承認してみる。
「今日の自分、よく戦ったよ」
って。
そして、心の壁を少しだけ下げてみる。
今を生きる自分をちゃんと抱きしめてあげる。
そうやって生きていけたら、
人間関係も、仕事も、
もう少しだけ軽やかになるんじゃないかと思うんです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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