【人生の歩き方】寄り道ばかりで不安になる瞬間|“まっすぐ生きられない”自分がラクになる視点

日常の小ネタで使える話ネタまとめ

人生の方向性について悩む夜や、
仕事の迷いや転職の選択に立っている時ってありますよね。

一直線に進めている人を見ると、
「なんで自分だけ寄り道ばかりなんだろう」と不安になることもある。

そんな時に思い出してほしいのが、この“雪の足跡”の話です。
僕が北海道の朝に眺めた小さな足跡から、
人はもともと真っ直ぐなんて歩けない──そんな見方のヒントが見えてきました。

“寄り道の意味”について考える機会にも使える、
ひとつ心に仕込んでおきたい話ネタです。

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

【結論(この記事でわかること)】

このエピソードが教えてくれたのは、
「一直線に進むこと」よりも、
寄り道しながら考え、迷い、立ち止まることの方が人生に厚みを与えてくれる、ということ。

人生でも、仕事の道でも、どれが正しくて、どれが間違っているかを決める必要はありません。
代わりに、「ああ、自分はこうやって学びながら進んできたんだな」と受け止める。
その視点が、自分を責めずに進む力になるのかもしれません。

次に“寄り道したな”と思う瞬間があれば、この足跡の話を、そっと思い出してみてください。

【話ネタ本文】

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今朝、まだ薄っすらとしか積もっていない雪道を歩きながら気づいたことがあります。
雪国の人なら共感してくれる、「この時期が来たか…」という感覚とともに、ふと、足跡を眺めながら考えた「人の歩き方」についてのお話です。

“テレビの雪”と“生活の雪”のギャップ

冬になって、北海道にも雪が降り始めました。
テレビの映像って綺麗なんですよね。
イルミネーションに照らされて、ロマンチックで、クリスマスカードの中みたいで。

でも、住んでる側からしたら──
「…今年も来たか、この時期が」
なんですよ。

特に戸建に住んでると、雪が積もった朝は
「車を出す前にまず雪掻き」
という、冬季限定の筋トレメニューが黙って待っています。

でも、今朝はまだ少ししか積もっていなかったので、雪掻きは回避。
それで、駅まで歩く途中でふと、雪の上の足跡を眺める時間が生まれました。

足跡を観察する朝

雪って、思わぬものを可視化するんです。
人の足跡、犬の足跡、車輪の跡──
まだ誰も踏んでいない道には、無数のストーリーが刻まれていました。

自分の前を歩いていた足跡が、ずっと同じ方向に伸びていたのに、
途中で「え?そっち行くの?」って感じで別れていったり
突然どこから現れたのか、合流して来て、また消えていったりする。

そのひとつひとつに、想像が生まれます。
「寄り道したのかな」
「信号を避けたのかも」
「人とすれ違ったのかな」
…なんて。

人はそもそもまっすぐ歩けない

足跡を見ていて、ふと思ったんです。
「人って、真っ直ぐ歩けないな」と。

目的地には向かっているんですよ?
でも、足跡は微妙に蛇行している。
ちょっと揺れていたり、曲がっていたり、立ち止まっていたり。

それってまるで、人生みたいじゃないですか?
紙の上で描いたら、目的地に向かって一直線で行けそうなのに
実際は、回り道したり、迷ったり、人と出会ったり、別れたり

その軌跡は、あとから振り返ってはじめて可視化されるんですよね。

「まっすぐ生きる」なんて幻想かもしれない

よく自己啓発的な文脈で、
「ぶれずに生きろ」、「軸を持て」、「まっすぐ進め」
って言われるじゃないですか。

でも現実の足跡を見ると、
まっすぐなんて、むしろ “普通じゃない” んですよ。

むしろ、
蛇行するほど考えた証拠で、学んだ証拠で、迷った証拠で、進んだ証拠
なんだと思います。

あなたの足跡は、どんな軌跡ですか?

あなたは、自分の人生を「真っ直ぐ進めてる」と感じてますか?
それとも「寄り道ばかりだ」と思ってますか?

もしかしたら──
その寄り道こそが、ちゃんと“あなたの足跡”を形づくっているのかもしれません。

【話ネタに使えるポイント】

  • 「雪が積もると足跡が全部見えるんですよね」と切り出すと、雰囲気が出る
  • 「人って案外まっすぐ歩けないなぁって思ったんです」と気づきを共有できる
  • 「人生の軌跡が雪に可視化される感じ」と言うと、知性が香る

キーワードは、
“蛇行する足跡”“真っ直ぐ生きられない人間らしさ”
会話がほっこりしつつ、ちょっと深くなるテーマです。

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【寄り道ばかりで不安になる時の3つのヒント】

「じゃあ、どうすれば“寄り道ばかりの自分”に不安を感じずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。

  1. 寄り道に「意味」を与える
    寄り道した自分を責めるのではなく、「何を考えていたからこの道になったんだろう?」と問い直す。
    ただ迷った足跡が、経験の軌跡に変わる瞬間です。
  2. 進んだ「距離」ではなく「深さ」で見る
    まっすぐ進んで遠くに行くことよりも、考えながら進んだ方が人生は厚みを持つ。
    蛇行は思考の証拠、寄り道は観察の時間です。
  3. “未来の自分視点”で振り返る
    「あの時の寄り道が今につながってるな」と未来の自分が解釈する視点で過去を見る。
    今は意味がわからなくても、いつかその足跡が線になります。

あなたが最近感じた“寄り道感”。
それって、見方を少し変えるだけで、あなたの人生の“味わい”に変わるかもしれません。

【記事まとめ】

  • テレビで見る雪と、生活者としての雪にはギャップがある
  • 雪道では、人の足跡が軌跡として可視化される
  • 人は真っ直ぐ歩くようで、実際は蛇行している
  • そのブレこそが、人間らしさであり、生き方の証跡になる

【最後に】

雪の上の足跡って、
その人の「考え事の量」まで映し出してる気がします。

まっすぐ歩いた日は、たぶん心が静かで、
ちょっと曲がった日は、何かを考えていた。

人生もそんなふうに、
たしかに迷って、寄り道して、
でもちゃんと進んできたんだなぁって思いました。僕なりに(笑)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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