年末の片付けや季節の模様替えで、「捨てられないモノ」が出てくることってありますよね。
紙袋や空箱、壊れた家電──気づけば押入れを埋め尽くしている。
そんな時に思い出してほしいのが、この 押入れダンジョン探索の話です。
僕自身が実際に汗だくで押入れと格闘した経験から、
“持つこと”に縛られない考え方のヒントが見えてきました。
モノとの付き合い方や、心を軽くする手放し方を考えるきっかけにも使える、
ひとつ仕込んでおきたい雑談ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれるのは、
「持つ安心」よりも、「空ける自由」を大切にする方が、心を軽くできる、
ということ。
“いつか使うかも”が詰まった押入れは、
ただの収納ではなく、叶わなかった未来の記憶 でもあります。
だからこそ、紙袋でも、空箱でも、壊れた家電でも、
「これはもう未来を待っていないな」と受け止めて手放す。
それが、暮らしをシンプルにし、スペースだけでなく、
心にも余白をつくる方法なのかもしれません。
もし我が家の押入れについて話す機会があれば、
この“押入れで見つけた気づき”を、そっと忍ばせてみてください。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今回は、年末に押入れの奥からクリスマスツリーを引っ張り出すときに気づいた、
「物を持つことって、本当に豊かさなんだろうか?」
というお話です。
雪崩との戦い
年末になると、我が家ではクリスマスツリーを出すのが恒例です。
……が、問題はここからなんですよ。
押入れを開けると、まず紙袋の壁。
その奥に空箱の山。
さらにその奥には、壊れた掃除機。
そして最終ゲートは──使っていない鍋。
もはや
クリスマスツリーに会うためのダンジョン攻略。
ツリーの入った段ボールに到達するまでに、
「ちょっと待って積むなよ!」「崩れるなよ!」
と、汗だくで荷物の雪崩を食い止めながら進軍するわけです。
心の中のツッコミ劇場
無事にツリーを発掘し終える頃には
「こんなの取っておくなよ〜!!」
と愚痴りながらブツブツ言ってる自分がいます。
だって、紙袋なんて何十枚もあるし、
空箱は「いつか使うかも」って理由で保存され、
壊れた掃除機は「修理できるかも」で幽閉され、
鍋は「いつか料理するかも」で永住権を取得済み。
……この“いつか”って、来るんでしょうか?
“捨てられない理由”の正体
思ったんです。
「捨てられないんじゃなくて、未来の可能性にしがみついてるだけかも」って。
紙袋は買い物の未来。
空箱は再利用の未来。
壊れた掃除機は直す未来。
鍋は料理する未来。
でもその「未来」は、
もう訪れない可能性の方が高いんじゃないか、と。
豊かさの再定義
そこで考えました。
「持つこと」より、「手放すこと」が豊かさになる瞬間がある。
物ってね、持ってるだけで
視界を塞ぎ、スペースを奪い、探す時間を食って、
心のノイズになってたんですよね。
ツリーを出すために汗だくで掻き分けるこの作業は、
ただの整理じゃなくて、
心のゴミ出しの儀式なのかもしれません。
あなたの押入れは、今どうですか?
あなたの家にも、ありますか?
“いつか使うかも”の山。
もしあるなら、
今年の終わりに、一つだけ捨ててみませんか?
持ってる安心より、
空いたスペースがくれる自由の方が、
案外大きかったりするかもしれません。
【話ネタに使えるポイント】
- 「クリスマスツリー出すまでに雪崩と戦ってるんですよ」と笑い話にできる
- 「紙袋ってなんで溜まるんですかね?」と共感を誘える
- 「持つより捨てる方が豊かかもって思ったんですよ」と、“価値観の話”へ展開できる
キーワードは、
“いつか使うかも”と、“手放す自由”
軽い話から、ちょっと深い価値観のネタに変化できる雑談テーマです。
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【“捨てられない未来”を減らす3つのヒント】
じゃあ、どうすれば“いつか使うかも地獄”から抜け出せるのか?
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 期限を決める習慣を持つ
「この紙袋、半年で使わなかったら捨てる」
そんなふうに、未来を“期限つきの約束”にする。
すると、持ち続ける理由が自然と整理されていきます。 - 今の生活に合うかどうかで判断する
“いつか使うかも”ではなく、
“いまの自分に必要か?”に基準を変える。
未来ではなく、現在基準のモノ選びにすると迷いが減ります。 - 一つ手放して、一つ余白を作る
全部捨てる必要はない。
まずは一つ。
それだけでスペースが空き、
不思議と心まで軽くなります。
あなたの押入れで眠っている“未来待ちのアイテム”。
それって、少し見方を変えるだけで、“今を生きるモノ選び”に変えられるかもしれません。
【記事まとめ】
- 年末の押入れ大掃除は、
- ただの整理じゃなく、心の整理でもある
- “いつか使うかも”の不用品は、未来への幻想
- 豊かさは「持つこと」だけじゃなく、「空けること」からも生まれる
- 一つ手放すことで、新しいスペースと気持ちが生まれる
【最後に】
押入れの奥に眠っているものって、
ただのモノじゃなくて、「未来の可能性」を閉じ込めてるのかもしれません。
でも、その未来が来ないなら、
今、スペースを空ける方がいい。
……壊れた掃除機を手放したとき、
なんだか肩の力まで抜けた気がしました。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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