職場でのコミュニケーションや、家庭での会話で、
「自分はこんなにやってるのに伝わらない…」と感じることってありますよね。
どちらも間違っていないのに、心だけが空回りしてしまう。
そんな場面で思い出してほしいのが、この“点字ブロックの基準”の話です。
僕が駅前で気づいた小さな発見から、
努力が見えやすさではなく“基準の置き方”で評価されるヒントが見えてきました。
“価値の見え方”について考えるきっかけにもなる、会話に忍ばせておける話ネタです。
※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。
【結論(この記事でわかること)】
このエピソードが教えてくれたのは、
努力を“目立たせること”よりも、
見えない部分で信頼の基準を整える方が、人間関係がうまく回る、ということ。
職場の仕事でも、家庭の役割でも、「どちらが目立っているか」を競う必要はありません。
代わりに、「ああ、この人は見えない部分で支えてくれてるんだな」と受け止める。
それが関係を壊さずに続ける唯一の方法なのかもしれません。
次に“評価されない努力”について話す機会があれば、このネタをそっと忍ばせてみてください。
【話ネタ本文】
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
この前、最寄り駅のロータリーを歩いてたら、ふと足元を見て、「あ、これ、面白いな…」と思ったことがありまして。
今回は、点字ブロックという“当たり前”の風景を通して、人との関わり方や価値の捉え方を考えたお話です。
ロータリーで気づいた“基準の足元”
駅前広場を歩いてると、点字ブロックって必ずありますよね。
黄色くて、ボコボコしてるやつ。
でも、僕が観察しちゃったのは設置の仕方の方なんです。
実はあれ、
周囲のレンガより強固に固定されているため、
点字ブロックを基準にして、周りの床材が高さを合わせているんです。
つまり、
見た目の主役はレンガなのに、
実際の基準は点字ブロック。
…なんか、この構図が面白かったんですよ。
ボコボコなのに“フラット”という矛盾
触ればボコボコしてるのに、施工上はフラットでしっかり基準。
なんというか…
「顔はボコボコなのに、根っこは整ってる」
みたいな感じがして。
ここで思ったんです。
「これって僕らの人間関係にも似てるな」って。
普段は、自分を取り繕ったり、表面を整えたり、ちょっと背伸びしたりすることはあっても、
本当の基準って、もっと内側にあるんじゃないか?って。
どうでしょう?
あなたは、自分の基準、どこに置いてますか?
気づかないうちに支えられている
点字ブロックって、
使う人にとっては命綱だけど、
使わない人には“ただの凹凸”。
気にしてる人って、実はあまりいない。
でも実際は、
「その人に見えていない価値の基準」が
足元にしっかり存在してる。
これって、
気づかないうちに誰かに支えられている日常にも似てないですか?
家族とか、同僚とか、現場の職人さんとか、清掃員さんとか
名前も知らない誰かが、日常をフラットに保ってくれてる。
“見えていない価値”をどう扱う?
ここで、ふと思ったんです。
大事な価値って、見えないところに隠れていく
って。
豪華さや派手さじゃなくて、
誰かの安心や自由を保証するための仕様。
気づかれなくてもいいから存在している配慮。
それって、とても静かで、すごく強い価値なんですよね。
点字ブロックは、
「目に見える基準」じゃなく、
「目に見えない基準」を守ってる。
あなたの周りの“フラット基準”は?
じゃあ、あなたの生活の中で、
気づかないまま恩恵を受けてる“基準”って何でしょう?
- 職場の誰かの気遣い?
- 家族の見えない労力?
- 生活インフラ?
- 昔の誰かの配慮?
そしてもう一つ。
あなた自身は、誰かの基準を支える存在になってますか?
【話ネタに使えるポイント】
- 「点字ブロックって、実は周りの床より強度基準が高いって知ってました?」と驚きを提供できる
- 「見えにくい価値ほど、実は強く支えてるって面白いですよね?」と仕事ネタへ橋渡しできる
- 「人の思いやりって、光る親切より、埋め込まれた優しさの方が大事なのかも」…と深みが出るトークにできる
キーワードは
“フラット基準”と“見えない価値”
日常の景色から、人の支え方まで話を展開できる鉄板の雑談ネタです。
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「じゃあ、どうすれば“見えない価値”がそのまま埋もれずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。
- 自分の“基準”を言語化してみる
見えない努力が伝わらないのは、存在しないからじゃなく「言葉にされていないから」。
「実はここにも気を配ってたんだよ」
そんな一言が、価値を表面に浮かび上がらせてくれます。 - 相手の“基準”にも仮説を持つ
自分の価値だけを主張するより、
「相手はどの基準で世界を見てるんだろう?」
と考える方が、誤解が減ります。
“価値観の翻訳”ができると関係が楽になります。 - 評価されないときは“足元の位置”を確認する
誰にも気づかれない…と思ったら、
「これは見える価値なのか?見えない価値なのか?」
を整理してみる。
見えない価値は、評価される場所を変えるだけで認識されることがあります。
あなたが最近感じた「報われなさ」や「伝わらなさ」。
それって、ほんの少し基準の置き場所を変えるだけで、もっと軽くなるかもしれません。
【記事まとめ】
- 点字ブロックは単なる凹凸ではなく、周囲の床の基準になる
- 「見えない価値」が当たり前の日常を支えている
- 人間関係や仕事でも、目立たない価値の方が重要なことがある
- 大切なのは「表面」ではなく「基準」
【最後に】
駅前で点字ブロックを眺めていたら、
ただの凹凸ではなく、
「社会が見えない部分を支えようとしている意思」みたいなものが浮かび上がってきました。
僕らの周りには、言葉になってないやさしさや、
ちゃんと伝わっていない努力が、
想像以上に埋め込まれているのかもしれません。
でも周りから見たら、
足元を見つめて立ち尽くしている人って、ちょっと怖いですよね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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