※このコラムは「話ベタの話ネタ」シリーズです。雑談が苦手な方でも、読み物として楽しみながら“話ネタ”として使える構成になっています。
こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、街のエスカレーターですれ違った「見知らぬ人との不思議な共鳴」から、
「人って、どうやって“仲間”を感じるの?」という話をしてみたいと思います。
【ある日、エスカレーターで】
下りのエスカレーターに乗っていたときのことです。
何気なく前を見ていると、上ってくる女性と目が合いました。
パッと見た瞬間、ビビッと。
一瞬のことだったんですが、なぜか強烈な印象が残ったんです。
恋の予感……じゃ、ない。
いや、そういう話じゃないんですよ(笑)
ドキドキとか、そういう類の話ではない。
ただ、その女性、
僕と同じ場所にホクロがあったんです。
口元の横、ちょっと右寄り。
まったく同じ位置に、小さなホクロがポツンと。
それを見た瞬間、思ったんです。
「おっ、仲間……か?」
【人は、似ているものに惹かれる】
これって、心理学的にも説明がつくみたいで。
**「類似性の法則」**というものがあります。
人は、自分と似た特徴を持つ相手に、自然と好感を持ちやすい。
見た目だけじゃなく、趣味や価値観、ちょっとした仕草とかでも。
もう一つ、**「内集団バイアス」**というのもあって、
自分が属している“グループ”に対しては、無条件で親しみを感じやすい。
つまり、「同じホクロがある」というだけで、
僕の中に、“仲間スイッチ”が入ってしまったわけです。
「同じ」が、心を開く。
これ、ちょっと面白いと思いませんか?
血縁でもない、会話もしてない、名前も知らない。
それでも、「同じ場所にホクロがある」という、たったひとつの共通点だけで、
一気に距離が縮まったような気がしたんです。
たぶん、
「あなたも、こっち側でしょ?」
という、無意識のラベリングが行われていたんだと思います。
でも、考えてみたら――
職場でも、こういうことってありませんか?
出身地が同じとか、同じプロジェクトにいたとか、
たったひとつの共通点があるだけで、なんとなく話しやすくなる。
逆に、少しでも違うと感じると、
ちょっと壁を作っちゃったり。
これって、僕たちが思っている以上に、
人間関係に影響してるのかもしれません。
じゃあ、共通点って“探すもの”?
僕は、あの日のホクロをきっかけに、ふと考えました。
「この人、何か似てるな」っていう感覚って、
本当は誰にでも見つけられるんじゃないかって。
見た目じゃなくても、
“疲れてる感じ”とか、“コーヒーの飲み方”とか、
“上司に怒られて落ち込んでる空気”とか。
そういう、小さな“共鳴”のポイントに、
僕たちはもっと敏感になれるんじゃないかって。
あなたは、どこに“仲間”を見つけていますか?
最近、ちょっと人と距離を感じるな……という人がいたら、
まずは“自分と似ているところ”を探してみるのも、
一つのアプローチかもしれません。
自分と違う人を見るときって、
つい「敵か味方か」みたいに構えてしまうけど、
実は「おや、同じホクロがあるな」くらいのことで、
心って、やわらかく開くものなのかもしれません。
【話ネタに使えるポイント】
このエピソード、ちょっと不思議で印象に残るので、雑談にもぴったりです。
- 「この前、ホクロが同じ人とすれ違って、勝手に仲間意識わいちゃいました(笑)」という小話として
- 「人って、共通点で一気に親近感を持っちゃうんですね」と、心理学ネタとして
- 「似てるからこそ安心するって、内集団バイアスって言うらしいです」と、知的トピックとして
キーワードは、
“ホクロが一緒だった話”と“人は共通点でつながる”。
この2つがあれば、日常の会話でも自然に入り込めます。
【記事まとめ】
- 人は、たったひとつの共通点でも“仲間意識”を持つ
- 「類似性の法則」や「内集団バイアス」は、人間関係にも影響している
- 些細な“似ている部分”に目を向けることで、距離が縮まることも
- 共通点は、探しにいけば意外とすぐに見つかる
- 今日も誰かと“ホクロ的共鳴”が起こるかもしれない
【最後に】
街の中、職場の中、電車の中――
「似てる人」は、実はけっこうたくさんいるのかもしれません。
でもそれに気づけるかどうかは、自分次第。
あなたは今日、誰と“ホクロ”でつながりますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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