【2027年問題】わかってても動けない心理|締切前でも慌てない先回り思考

建築・街の視点で使える話ネタ集

職場でも家庭でも、「早く動けばいいのに」と思う場面ってありますよね。
どちらも悪くないのに、行動のタイミングだけがズレてしまう…。

そんな話題の時に思い出してほしいのが、この“蛍光灯2027年問題”の話です。
実際に現場で感じた小さな気づきから、人が“動けない理由”とそのヒントが見えてきました。

“締切前の心理”について考える機会にも使える、ちょっと仕込んでおきたい話ネタです。

※このコラムは「雑談が苦手で、会話が続かない人」のための“話のネタ帳”です。
読むだけで、ちょっと話してみたくなる雑談ネタをストックできます。

【結論(この記事でわかること)】

このエピソードが教えてくれたのは、
行動の遅さを責めるよりも、“動けない心理”を理解した方が共存できる、ということ。

職場でも家庭でも、「早くやってよ」と急かす必要はありません。
代わりに、「人は今の感覚を基準に判断してしまう生き物なんだな」と理解する。
それが、イライラせずに物事を進める唯一の方法かもしれません。

次に“締切前の心理”を感じた機会があれば、このネタをそっと置いてみてください。

ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。

【話ネタ本文】

こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
最近、現場でちょっと不思議な現象に遭遇したんですよ。
それは──蛍光灯の2027年問題。
「蛍光灯ってもう作らないんだってよ」という話を聞いて、
人間ってなんで “分かっていても動かない生き物” なのか……
そんなことを考えさせられました。

「蛍光灯2027年問題」という静かな事件

最近、建設関係の仲間内で、ある話題が急に増えました。
それが──蛍光灯の製造終了。

2027年を境に、蛍光灯はもう新しく作られない。
つまり、玉が切れたら、“補充不可”。

その結果、今、LEDへの交換工事が急増していて、
電工さんが全然足りないんです。
スケジュールが詰まりすぎて、
「すみません、早くても一ヶ月後です……」
なんて返答もよくある話。

静かだけど、結構な事件なんですよ。

「10年前から分かっていたのに、ほぼ全員が動かない」という謎

LEDって、もう10年以上前からありました。
その段階で「いずれ蛍光灯がなくなる」という話、
業界では普通に知られてたんです。

……でも、誰も動かない(笑)。

玉が切れてから慌てる、
「いよいよ製造終了の年が近づいてから動く」、
しかもこれは“ごく一部の人がやっている”じゃなくて、

みんなそう

これに気づいたとき、「あ、夏休みの宿題と同じだ」と思ったんですよ。

人は、“締切直前じゃないと本気になれない”。

“締切直前”じゃないとスイッチが入らない

よく言われますよね。
「早くやれって言ってるじゃん」って。

でも、僕は最近それが
怠惰じゃなくて、“人間の構造”なんじゃないか
と思ってるんです。

例えば、
「今の蛍光灯、まだ点灯するし」
「まだストックあるし」
「まだ困ってないし」

──これ、全部“間違ってない”。

だって、“今の現実”のほうが説得力あるから。
人は、“未来の困りごと”より、
“今日の平穏”を優先しちゃう生き物なんです。

“人のクセ”を前提にした考え方

ここで僕なりの価値の再定義なんですが、

「早く動ける人=しっかり者」
「ギリギリまで動かない人=怠け者」

という評価は、ちょっと浅い。

本質はもっと違っていて、人が動けないのは、「弱さ」じゃなくて、

“今の感覚を基準に判断してしまう脳の仕様”
なのかもしれません。

となると、
「なぜ動かないんだ」じゃなく、
「動けない前提で計画しよう」という発想が大事になる。

そして、もし早く動ける人がいたとしたら、それはただの“準備の早い人”じゃなくて、
“人のクセを理解し、その先回りができる人”
なんですよね。

これは実は、相当価値が高い。

「先回りして動く人」の静かなリターン

今、駆け込み需要で価格は高騰しています。
さらに、工事予約は埋まりまくっています。

でも、10年前に「LEDに切り替えておこう」と動いた人は、
・待ち時間ゼロ
・コストは安い時期
・人不足も関係なし

“静かに得をしてる”。

つまり──
早く動いた人は、その分だけ人生がスムーズ。

【話ネタに使えるポイント】

・「蛍光灯の製造が止まるって知ってました?」と切り出せる
・「なんで人って締切直前まで動かないんですかね?」と問いを投げかけられる
・「人間って“今困ってないこと”に本気になれない生き物ですよね」

キーワードは、
“締切直前スイッチ”と、“先回りの価値”
軽く盛り上がって、ちょっと考えさせる話ネタになります。

ちなみに、こういう日常の違和感や思考のタネは、
Audible でエッセイや思考系の本を1冊聴いておくだけでも、自然と増えていきます。

【“締切直前スイッチ”に振り回されないための3つのヒント】

「じゃあ、どうすれば“人が動けない時期”に焦らずに済むのか?」
そんなふうに思った方へ、僕なりの3つのヒントをまとめてみました。

  1. “今困ってないモード”を見抜く
    人は「まだ点いてるし」「まだ困ってないし」という“現状優先モード”に入ると動けなくなる。
    そのモードに本人が気づいていないことが多いので、
    「あ、今この人“まだ大丈夫モード”にいるな」と認識するだけで、苛立ちがかなり減ります。
  2. 本質は “怠け” ではなく “仕様” と理解する
    動けないのは、人間の弱さではなく脳の標準設定。
    「わかってても動けない」を責めるのではなく、
    「未来より現在を優先するのが人の習性」と理解することで、関係がぶつからなくなります。
  3. “困る前の一歩”を静かに踏む
    みんなが動かない時期に動くと、待ち時間ゼロ、低コスト、余裕ある選択が可能になる。
    難しいことをする必要はなくて、
    “少しだけ先回りするクセ”が、人生や仕事の詰まりを減らしてくれます。

あなたが最近感じた「なんで今やらないの?」という瞬間。
それって、少し見方を変えるだけで、もう少しラクになるかもしれません。

👉 あわせて読みたい
【先延ばし】嫌な仕事ほど手が止まる理由|罪悪感を減らす逆転の考え方

【記事まとめ】

  • 蛍光灯の製造終了により、LED化の駆け込み需要が発生している
  • 人は10年前から知っていても動かない
  • “今の現実感”が優先され、未来の課題には本気になれない
  • 早く行動した人は、人のクセを理解した“先回り型の行動者”とも言える

【最後に】

僕らはつい、
「わかってるなら、早くやれよ」
と思ってしまうけれど、
本当は──
“人はギリギリまで動けない生き物”なのかもしれません。

でも、その構造に気づいた人は強い。
締切が迫る前に一歩動くだけで、
人生の渋滞をひとつ回避できる。

……いや、僕もね、
夏休みの宿題は8月31日派でしたけどね。(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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