こんにちは、カブラブログの管理人・カブラです。
今日は、プロジェクトを引き継いだ時に起こった出来事から、
「“誰かの責任”って、誰の責任なんだろう?」という話をしてみたいと思います。
【ババ抜き、スタート】|話ベタの話ネタ
ある日、会社でプロジェクトのリーダーを任されました。
この歳になってやっと巡ってきたチャンス。
「絶対に成功させるぞ」と意気込んでいたんです。
でもね、ふたを開けてみたら、
思いもよらない“ババ”がそこにありました。
しかもそれを教えてくれたのは、同僚でも上司でもなく――
得意先からのクレームでした。
「え?それ、聞いてないですけど!?」
……って心の中で叫びましたよ。静かに。
準備も時間もない中で、
予算は狂い、信頼は揺らぎ、
「火消し」からのスタートになりました。
前任者の無言。
すぐに前任者に聞きに行きました。
でも返ってきたのは、「あー、それ…あったかもね」みたいな反応。
ちょっと待ってくれよ⁉
前任の人、めちゃくちゃ仕事できるって評判だったんだよ?
こんな大事なこと、言わないの?
思った以上に大きな問題だった。
予算は狂うし、得意先は怒ってるし、
社内への説明や原因究明もしなきゃいけない…。
なんで僕が……って言いたくなる。
無責任は無言で伝染する。
“伝えてくれなかった”ということが、
ここまで人を追い込むんだな、って思いました。
言ってくれさえすれば、
対処のしようもあったし、準備もできた。
でも、“言わない”って、ある意味、一番残酷な選択肢なんですよね。
本質は、「伝える責任」かもしれない
って思うんです。
社会人って、
「自分の役割を果たす」だけじゃなくて、
「次の人が困らないように伝える」ってことも、
立派な“責任”の一部なんじゃないかと。
バトンを渡さずにリレーを終えた人がいて、
その後に何も知らずに走り出す人がいる。
でも、誰も「どこでミスしたか」を教えてくれない。
だから、転ぶんです。
転んで初めて、“落とされたバトン”に気づくんです。
【でも、これは僕の船】
でもね、気づいたんです。
プロジェクトを任されたってことは、
この船の”船長”が、自分になったってこと。
どんな穴が空いていようと、
どんな波が来ようと、
船を進めるのは自分なんだ、と。
結局、全部自分が判断するしかない。
それが、リーダーなんだなって。
「誰かの責任だ」と言いたくなる気持ちを、
ぐっと堪えて、まず“全体を整える”ことに注力する。
得意先には頭を下げて、
社内には丁寧に経緯を説明して、
前任者の悪口は……なるべく飲み込みました。(こぼれましたけど)
こういうときに問われてるのは、
「前任者の責任」じゃなくて、
「今、ここで、どう動けるか」という“自分のスタンス”なんじゃないかと。
【再定義された「仕事のできる人」】
「仕事ができる」ってなんだろう。
資料作りが早いとか、段取りがうまいとか、
周りのみんなを巻き込んで、目的を達成できる、とか。
もちろん、大事なスキルなんだけど、
「次の人が困らないように準備しておく」
っていうのも、めちゃくちゃ大事なんじゃないかって。
目に見えない気配りが、
チーム全体の生産性を上げていくんだって思った。
僕はもう、あんな風に“知らないババ”を握らされるのはごめんです。
だから、次に誰かに引き継ぐときは、
「これがババです!」って、ちゃんと渡そうと思います。(笑)
【話ネタに使えるポイント】
このエピソードは、日常の仕事話としても、深い話としても展開できます。
- 「プロジェクト引き継いだら、いきなり爆弾が出てきまして……」と、雑談のつかみに
- 「引き継ぎって、“責任”のリレーですよね」と、マネジメント視点の話として
- 「“言わない”って、けっこう残酷な選択ですよね」と、自省や価値観共有のトピックに
キーワードは、
“知らないババ”と、“無言の爆弾”。
この言葉だけでも、十分に引きのある雑談ネタになります。
【記事まとめ】
- プロジェクトを引き継いだら、得意先からのクレームで“ババ”が発覚
- 前任者の無言が、トラブルを大きくしていた
- 「伝えること」は、立派な仕事の一部
- 次に渡す人が困らないようにするのが、“本当の引き継ぎ”
- 無言で人を困らせるより、不器用でも伝える勇気を持ちたい
【最後に】
こうして今日も、
僕たちは「情報」という名のバトンを持って、走り続けています。
ババを握らされてしまったら、
ババとわかるように、次に渡すこと。
……まぁ、ババはババで、話のネタになるんですけどね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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